国立大学法人 筑波大学
統一した大きさと形状が特徴の六角板状銀ナノ粒子製造法

国立大学法人 筑波大学
統一した大きさと形状が特徴の六角板状銀ナノ粒子製造法
本特許では、各種成分の特定の濃度で混合した水溶液に銀ナノ粒子を分散させ、単色可視光を照射することで、形状や大きさが揃った六角板状銀ナノ粒子を製造する手法を説明しています。具体的には、クエン酸銀とアンモニアの特定の濃度と配合比を用いて、銀ナノ粒子を含む水溶液を作製。この水溶液に単色可視光を照射することで、一定の形状と大きさの六角板状銀ナノ粒子が形成されます。また、光の照射量や波長によって、銀ナノ粒子の特性を調節することも可能です。従来の製造方法に比べ、より均一な大きさと形状の銀ナノ粒子の製造が可能となり、製品の品質向上や生産効率の改善に寄与します。
つまりは、特定の成分配合比と光照射により、形状や大きさが揃った六角板状銀ナノ粒子を製造する方法を提供します。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 化学工業ナノテクノロジー光学工業
- 光学部品の品質改善
- 高性能塗料の開発
- ナノテクノロジー研究の進展
六角板状銀ナノ粒子は、その特異な形状と均一な大きさから光学的な特性を持ちます。これを光学部品の製造に活用することで、部品の性能向上や品質の均一化を図ることができます。
六角板状銀ナノ粒子は、特定の光を反射または吸収する特性を持つため、これを利用して高性能な塗料を開発することが可能です。例えば、建物の外壁や車体に適用することで、効率的な熱管理や保護機能を提供することができます。
本特許の製造法は銀ナノ粒子の形状と大きさを精密に制御することが可能で、これによりナノスケールでの物質の挙動を詳細に解析することが可能となります。これはナノテクノロジーの研究や新素材の開発において大きなインパクトをもたらす可能性があります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2018-164917 |
発明の名称 | 六角板状銀ナノ粒子の製造方法、六角板状銀ナノ粒子 |
出願人/権利者 | 国立大学法人 筑波大学 |
公開番号 | 特開2020-037721 |
登録番号 | 特許第0007125742号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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