国立大学法人信州大学
高効率ワイヤレス電力伝送の新次元

国立大学法人信州大学
高効率ワイヤレス電力伝送の新次元
本特許は、非接触で電力を伝送する新型のワイヤレス電力伝送コイルユニットに関するものです。一般的に、ワイヤレス給電装置では、送電コイルに高周波の交流電流を通電し、その高周波磁界を受電コイルが受け取ることで電力を非接触で伝送します。しかし、コイル導体同士が互いに近接することで発生する近接効果と表皮効果により、電力伝送効率が低下する問題がありました。本特許では、磁気シールドと対向する巻線の間に磁性体を設けることで、電力伝送効率の低下を抑制する技術を提案しています。これにより、ハイブリッド車や電気自動車などの車両のバッテリーの充電や、ワイヤレス給電が必要な各種デバイスへの応用が期待されます。
つまりは、非接触給電技術に革新をもたらす新たなワイヤレス電力伝送コイルユニット
AIによる特許活用案
おすすめ業界 自動車業界家電製品業界ワイヤレス充電技術開発業界
- 電気自動車の充電システムへの応用
- 家電製品への応用
- 公共施設でのワイヤレス給電設備の導入
非接触給電技術は、電気自動車(EV)の充電において重要な役割を果たします。本特許の技術は、電力伝送効率を向上させるため、車両のバッテリーの充電時間を短縮し、より便利な充電体験を提供する可能性があります。
ワイヤレス給電は、スマートフォン、ノートパソコンなどの家電製品の充電にも利用されています。本特許の技術により、これらのデバイスの充電速度や効率を向上させることが可能となります。
公共の待機スペースやカフェ、レストランなどで、テーブルや椅子から直接電力を供給するワイヤレス給電設備の導入が進んでいます。本特許の技術を活用すれば、伝送効率が向上し、より多くのデバイスを同時に高速充電することが可能となります。これにより、公共施設の利便性とサービスの質を向上させることができます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2018-172049 |
発明の名称 | ワイヤレス電力伝送コイルユニット |
出願人/権利者 | 国立大学法人信州大学 |
公開番号 | 特開2020-047614 |
登録番号 | 特許第0007131815号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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