国立大学法人宇都宮大学
革新的なグラフェン分散液製造法

国立大学法人宇都宮大学
革新的なグラフェン分散液製造法
本発明は、陽極と陰極がイオン液体相と水相の両方に接している状態で、特定の電圧(8V~15V)を印加し、一定時間(1~3時間)行うことによるグラフェン分散液の製造方法に関する。電圧印加と放置を2回以上10回以下繰り返し、電圧印加後に得られたグラフェンを含むイオン液体相から水相を除去することも含まれる。また、イオン液体相は、イミダゾリウムイオン、ピリジニウムイオン、およびこれらの組み合わせからなる群より選択されるカチオンを含むイオン液体から構成されている。さらに、カチオンは特定の構造式で表され、イオン液体相は、テトラフルオロボレートイオン、ヘキサフルオロホスフェートイオンおよびそれらの組み合わせからなる群より選択されるアニオンを含むイオン液体からなる。
つまりは、イオン液体と特定の電圧や時間条件を利用した効率的なグラフェン分散液の製造方法
AIによる特許活用案
おすすめ業界 電池製造業ナノテクノロジー電子部品製造業
- 高性能電池の製造
- ナノエレクトロニクス材料の開発
- 高性能コンポジット材料の開発
本発明のグラフェン製造法を活用し、高導電性と高熱伝導性を持つグラフェンを含む電池を製造することが可能です。これにより、電池の性能を向上させ、長寿命化を図ることができます。
グラフェン分散液を用いて、ナノスケールの電子部品を製造することが可能です。これにより、より小型化され、高性能な電子機器の開発が期待されます。
本発明の方法で得られたグラフェンを他の材料と混合し、新たなコンポジット材料を開発することが可能です。これにより、強度や熱伝導性などの特性を持つ新素材の開発が期待されます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2018-184673 |
発明の名称 | グラフェン分散液の製造方法 |
出願人/権利者 | 国立大学法人宇都宮大学 |
公開番号 | 特開2020-050577 |
登録番号 | 特許第0007257023号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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