国立研究開発法人物質・材料研究機構
革新的な熱電発電素子の製造方法

国立研究開発法人物質・材料研究機構
革新的な熱電発電素子の製造方法
本特許は、熱電材料の製造方法に関するもので、CrとSeを含有する原料を特定の原子比率で混合し、その混合物を焼成するステップを包含します。この混合ステップにより、p型およびn型の熱電材料が製造されます。p型熱電材料は、CrとSeの原子比が0.633以上0.733以下で、n型熱電材料は、0.05~0.2の範囲で混合されます。焼成ステップは不活性雰囲気または真空中、1073K以上1773K以下の温度範囲で行われます。さらに、混合物を成形するステップや、焼成体を急冷するステップを追加することも可能です。この製造方法により、省エネルギーと排熱回収技術の進歩に対応した熱電発電素子が得られます。
つまりは、理想的な原子比率で混合されたCrとSeを使用した熱電材料の製造方法を提供
AIによる特許活用案
おすすめ業界 エネルギー製造業自動車業界
- 省エネルギー技術の進化
- 排熱回収技術の強化
- 高効率熱電発電素子の製造
本特許の技術を活用して、エネルギー消費を抑えるための新しい技術や製品を開発することができます。特に、熱エネルギーの廃棄を防ぎ、エネルギーの効率的な利用を実現することが可能です。
本特許の製造方法は、排熱回収技術の強化に貢献します。発電機や自動車などの大型機械から排出される熱エネルギーを有効に利用し、エネルギーの無駄遣いを防ぐ新たな製品やシステムの開発に活用できます。
本特許の技術を使用して、高効率の熱電発電素子を製造することができます。これらの素子は、エネルギー変換効率が高く、省エネルギーの要求に応えることができます。また、これらの素子は、コンピューターの冷却や自動車の空調など、さまざまな用途で使用することができます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2018-188779 |
発明の名称 | 熱電材料、その製造方法およびそれを用いた熱電発電素子 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
公開番号 | 特開2020-057727 |
登録番号 | 特許第0007209957号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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