国立大学法人お茶の水女子大学
革新的な分子設計で変革する、巨大な空間を持つ環状の多核金属錯体

国立大学法人お茶の水女子大学
革新的な分子設計で変革する、巨大な空間を持つ環状の多核金属錯体
本特許は、分子内に空孔を有する環状の多核金属錯体に関するもので、特に金属配位性のアミノ酸を組み合わせたトリペプチドを用いた分子内に空孔を有する環状の多核金属錯体に関する。本発明は、和柔軟な骨格であっても金属配位結合によりある程度構造を規定し、さらに骨格間の水素結合で構造を安定化し、巨大な環状骨格が形成できることを実現します。この技術は、様々な物質を取り込む空間の制御という課題に対応するためのもので、それぞれの物質に対応する構造制御材を必要とせず、巨大な空間を人工的に構築することができます。これにより、効率的な輸送・貯蔵、変換 (反応) など、生体でしか実現できない機能発現の場となる可能性があります。
つまりは、金属配位性のアミノ酸を組み合わせたトリペプチドを使用した、空間を持つ環状の多核金属錯体の開発
AIによる特許活用案
おすすめ業界 化学産業医薬品製造業研究開発
- 新たな医薬品開発への応用
- 環境浄化技術への応用
- エネルギー貯蔵・変換技術への応用
本特許技術は、分子内に特定の物質を取り込む能力を持つため、医薬品の開発において有用な可能性があります。特定の物質を取り込むことで、特定のターゲットに対する効果を発揮する新たな医薬品を開発することが可能となります。
本特許技術は、特定の物質を取り込む能力があるため、環境浄化技術に応用することが可能です。特定の汚染物質を取り込むことで、その汚染物質の除去や分解を行うことが可能となります。
本特許技術は、物質の取り込みと放出を利用したエネルギー貯蔵や変換技術に応用可能です。特定のエネルギーを取り込み、必要に応じて放出することで、新たなエネルギー貯蔵・変換システムの開発に寄与する可能性があります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2019-188806 |
発明の名称 | 環状の多核金属錯体 |
出願人/権利者 | 国立大学法人お茶の水女子大学 |
公開番号 | 特開2020-063246 |
登録番号 | 特許第0007377521号 |
- サブスク
- 譲渡
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