日本放送協会
高解像度撮像のための革新的MTF測定装置

日本放送協会
高解像度撮像のための革新的MTF測定装置
この技術は、高解像度テレビジョンの画質向上に対する要求に応えるために開発されました。カメラの解像度特性は、MTFで表すことができ、これを高精度に測定することが重要です。この特許では、撮像する測定用のチャートのサイズを比較的小さくし、撮像画角を正確にチャートサイズにフレーミングする必要がない方法を提案しています。また、エッジ法というMTF測定方法を用いており、計算平均したROTIの画像において、空間周波数をごとのMTFの値を補正する機能も含まれています。さらに、このMTF測定装置はプログラムとしても利用可能で、複数の撮像システムの性能評価に使用できます。
つまりは、本特許は、撮像系の空間周波数特性を示すMTF (Modulation Transfer Function) を測定する装置およびそのプログラムに関するものです。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 映像技術デジタルカメラ製造テレビ製造業
- 高解像度テレビの性能評価
- デジタルカメラの性能向上
- 映像制作会社へのサービス提供
このMTF測定装置を使用すれば、製造中の高解像度テレビの画質を評価し、必要に応じて製造過程を調整することが可能になります。これにより、消費者に提供する製品の品質を一貫して維持し、顧客満足度を向上させることができます。
このMTF測定装置は、デジタルカメラの開発・製造段階での性能評価にも利用できます。特に、新しいレンズやセンサーの開発時に、その性能を正確に評価し、最適な設計を行うためのツールとして有効です。
映像制作会社に対して、このMTF測定装置を使った撮影機器の性能評価サービスを提供することが可能です。これにより、映像制作会社は、自社で使用する撮影機器の性能を正確に把握し、最適な撮影機器を選択することができます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2018-205785 |
発明の名称 | MTF測定装置およびそのプログラム |
出願人/権利者 | 日本放送協会 |
公開番号 | 特開2020-071144 |
登録番号 | 特許第0007190327号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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