国立大学法人金沢大学
革新的な放射線線量計:角度依存性を改善し、より正確な測定が可能

国立大学法人金沢大学
革新的な放射線線量計:角度依存性を改善し、より正確な測定が可能
この特許は、放射線の照射角度による影響を抑え、より正確な放射線量の測定を可能にする新型の放射線線量計に関するものです。従来の円盤型の放射線線量計に対し、本発明では基材の上面側に放射線検出素材を積層した積層体からなる素子を使用し、その積層体の中央部側に切抜き部を形成することで、斜めあるいは横方向から照射される放射線のビームハードニング効果を抑制します。これにより、放射線の照射角度による影響を最小限に抑え、正確な測定が可能となります。また、この積層体はガラス線量計用の素子、TL素子、OSL素子のいずれでも使用可能です。
つまりは、放射線の照射角度依存性を改善した新型の放射線線量計の特許内容です。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 医療業界建設業界製造業界
- 放射線治療における線量管理
- 放射線作業における安全管理
- 環境モニタリングにおける放射線量測定
本特許の積層体を使用した放射線線量計は、放射線治療における線量管理に活用できます。放射線の照射角度による影響を抑えることで、患者への適切な線量を正確に管理できます。
放射線が使用される現場では、作業者の安全確保が重要です。本特許の放射線線量計は、放射線照射の角度による線量の変動を抑えることで、作業者の安全確保に貢献します。
環境モニタリングにおいても、放射線量の正確な測定は重要です。本特許の放射線線量計は、角度による影響を抑えることで、より正確な放射線量の測定が可能となり、環境保護に寄与します。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2019-055791 |
発明の名称 | 放射線線量計 |
出願人/権利者 | 国立大学法人金沢大学 |
公開番号 | 特開2020-076729 |
登録番号 | 特許第0007220907号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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