国立研究開発法人物質・材料研究機構
次世代エンジンを牽引!高温形状記憶合金

国立研究開発法人物質・材料研究機構
次世代エンジンを牽引!高温形状記憶合金
本特許では、高温環境でも優れた形状記憶特性を持つ合金について述べられています。特に、X成分が2-12原子%、3-10原子%の範囲を満たす高温形状記憶合金、Pt成分が20-25原子%を満たす高温形状記憶合金、Pd成分が20-25原子%を満たす高温形状記憶合金などの具体的な組成が示されています。また、これらの合金を使用したアクチュエータやエンジンなどの具体的な製品の開発にも触れられています。さらに、これらの合金の製造方法についても具体的に説明されており、一定の圧縮変形を施した後に熱処理を行うことで、所望の形状記憶特性を得ることが可能とされています。
つまりは、高温における仕事量と繰り返し特性を向上させた高温形状記憶合金とその製造方法、用途に関する特許です。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 自動車産業航空宇宙産業製造業
- 耐熱特性を必要とするエンジン部品の開発
- 高温環境下での信頼性を必要とする部品の開発
- 先進的なアクチュエータの開発
本特許の高温形状記憶合金は、高温環境でも優れた形状記憶特性を持つため、自動車や航空機のエンジン部品としての活用が期待されます。特に、高温下での性能が求められるターボチャージャーやエキゾーストマニホールドなどの部品に応用することで、性能向上や長寿命化を実現できます。
本特許の高温形状記憶合金は、高温環境でも安定した性能を発揮するため、工業炉や化学プラントなどの設備部品としての応用が期待されます。例えば、高温下での機械的強度や耐腐食性が求められる部品に対して、本特許の合金を適用することで、安定した動作と長寿命化を実現できます。
本特許の高温形状記憶合金を用いることで、高温環境でも確実に動作するアクチュエータを開発することが可能です。これにより、例えば、ロボットや産業機械などの高精度で迅速な動作が必要な分野での応用が期待されます。また、耐熱性だけでなく、繰り返し動作に対する耐久性も持つため、長時間の連続動作が求められる用途にも適しています。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2018-217851 |
発明の名称 | 高温形状記憶合金、その製造方法、それを用いたアクチュエータおよびエンジン |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
公開番号 | 特開2020-084244 |
登録番号 | 特許第0007176692号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
準備中です