東京都公立大学法人
RNAの転写後修飾を見極める革新的技術

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RNAの転写後修飾を見極める革新的技術
本特許は、RNAの特定の修飾部位、特にウリジンやシチジンの5位の転写後修飾部位の分析を行う方法に関連しています。本技術では、リボソームRNA、核内低分子RNA、または核小体低分子RNAなどのRNAを対象に、その5位の転写後修飾されたウリジンやシチジンを分析します。最新の分析技術を活用し、特定の修飾部位の転写後修飾率を決定することで、RNAの働きや細胞機能の理解を深めることができます。また、ウリジンモノリン酸またはシチジンモノリン酸の新合成機能を欠失した細胞や、特定の細胞株を使用することで、さらに詳細な分析が可能となります。本特許技術は、生物学、医学、製薬業界などにおいて、新たな治療法の開発や疾患理解の進展に対する大きな期待が寄せられています。
つまりは、RNAの特定の修飾部位を分析し、それに基づいて細胞調節や新たな治療法の開発を可能にする特許技術。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 生物学製薬業界医療業界
- 新規治療法の開発
- 疾患診断の向上
- パーソナライズドメディシンの推進
この技術を用いて、RNAの特定の修飾部位の分析を行うことで、細胞の異常や疾患の原因を特定し、それに基づいた新たな治療法を開発することが可能です。
RNAの転写後修飾のパターンは、健康状態と疾患状態で差異を示すことが知られています。この技術を用いて、疾患特異的な転写後修飾のパターンを明らかにし、より正確な診断に繋げることができます。
個々の患者のRNAの転写後修飾のパターンを分析することで、患者ごとの疾患状態や治療反応を予測し、最適な治療法を選択するパーソナライズドメディシンの実現に貢献します。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2018-248468 |
発明の名称 | RNA中のウリジンまたはシチジンの5位の転写後修飾部位を同定する方法 |
出願人/権利者 | 東京都公立大学法人 |
公開番号 | 特開2020-103258 |
登録番号 | 特許第0007228878号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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