【国立大学法人九州工業大学】高効率電流スピン流変換素子
【国立大学法人九州工業大学】
高効率電流スピン流変換素子
白金にリンを添加した新素材による電流スピン流変換素子。従来の白金単体よりも高い変換効率を実現し、スピントロニクスの性能を劇的に向上させる革新的技術です。
本発明は、白金にリンを添加したスピンホール材を用いることで、電流からスピン流への変換効率を大幅に向上させる電流スピン流変換素子に関するものです。従来の白金のみを使用した変換素子と比較して、高効率なスピン流変換を実現します。
主な構成要素と機能
- スピンホール材(白金+リン):
- 白金にリンを添加することで、スピンホール効果が強化され、電流からスピン流への変換効率が向上します。
- 電流スピン流変換素子(10):
- スピンホール材を使用し、電流I_eをスピン流I_sに変換する素子。
- 実験的検証:
- 白金にリンを添加したスピンホール材が、白金単体と比較して高い変換効率を持つことを実験により確認。
動作原理
本装置は、スピンホール効果を利用して、電流I_eをスピン流I_sに変換します。白金にリンを添加することで、スピンホール効果が増強され、電流からスピン流への変換効率が高まります。これにより、スピントロニクスデバイスの性能が劇的に向上します。
利点
- 高効率:従来の白金単体と比較して、スピン流への変換効率が大幅に向上。
- 新素材の活用:白金にリンを添加することで、新しい機能性を実現。
- スピントロニクスの進化:高効率な変換素子により、スピントロニクスデバイスの性能が向上。
AIによる特許活用案
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- スピントロニクスデバイスの高性能化
- エレクトロニクス分野の革新
- 研究開発用途
高効率なスピン流変換素子を使用して、スピントロニクスデバイスの性能を向上させます。
高効率な電流スピン流変換素子を応用し、エレクトロニクスデバイスの効率と性能を改善します。
新素材の特性を活かし、スピントロニクスや関連分野の研究開発を進め、新しい技術革新を促進します。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2023-087070 |
出願日 | 2023/05/26 |
発明の名称 | 電流スピン流変換素子 |
出願人/権利者 | 国立大学法人九州工業大学 |
公開番号 | 特開2023-177 |
特許取得国: JP
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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#弁理士コメント
この特許は、白金にリンを添加したスピンホール材を使用することで、電流からスピン流への変換効率を劇的に向上させる革新的な技術を提供しています。スピントロニクス分野における応用が期待され、デバイスの性能を飛躍的に高める可能性があります。