国立大学法人室蘭工業大学
画期的なアミロイド形成阻害活性判定技術

国立大学法人室蘭工業大学
画期的なアミロイド形成阻害活性判定技術
この技術は、アミロイド形成性タンパク質と蛍光プローブを使用し、被験物質のアミロイド形成阻害活性を独自の蛍光撮像手法を用いて判定するものです。特に、各画素の補正後輝度値を用いて標準偏差を算出し、これを用いて被験物質の活性を判定します。さらに、複数の被験物質濃度で凝集反応を行い、それに対応した交度値標準偏差を計算し、50%効果濃度を決定します。この方法は、アミロイド8タンパク質、タウ、ガンマ・シヌクレイン等のアミロイド形成性タンパク質に対して適用可能であり、精度の高い判定が可能となっています。
つまりは、高精度な蛍光撮像によるアミロイド形成阻害活性の判定方法
AIによる特許活用案
おすすめ業界 医療技術バイオテクノロジーファーマシューティカル
- アルツハイマー病の新たな治療法開発
- パーキンソン病の診断・治療法の改善
- 精度高く短時間での効果判定
アミロイドβタンパク質の凝集がアルツハイマー病の一因とされています。この特許技術を活用すれば、新規薬剤のアミロイド形成阻害活性を効率的に評価でき、アルツハイマー病の新たな治療法開発につながる可能性があります。
パーキンソン病はガンマ・シヌクレインの凝集が関与しているとされています。この技術を用いることで、ガンマ・シヌクレインの凝集阻害活性を評価し、パーキンソン病の診断・治療法の改善に寄与することが期待できます。
この技術を用いることで、蛍光撮像による高精度な計測が可能となり、従来の手法よりも短時間で確実な効果判定が可能となります。これにより、薬剤開発の効率化や、個々の患者への最適な治療法の提供が容易となります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2018-242280 |
発明の名称 | アミロイド形成を評価する方法、装置及びプログラム |
出願人/権利者 | 国立大学法人室蘭工業大学 |
公開番号 | 特開2020-106287 |
登録番号 | 特許第0007166612号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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