国立研究開発法人物質・材料研究機構
高い生体親和性を持つ針状ハイドロキシアパタイト粒子の製造法

国立研究開発法人物質・材料研究機構
高い生体親和性を持つ針状ハイドロキシアパタイト粒子の製造法
本特許では、酢酸カルシウムとグリコールを用いた針状ハイドロキシアパタイト粒子の製造法を詳述しています。酢酸カルシウムはカルボン酸のカルシウム塩、グリコールはポリオールで、これらが針状ハイドロキシアパタイト粒子の製造において重要な役割を果たします。また、ハイドロキシアパタイトの前駆体溶液のpHを3.0以上3.5以下に調整し、得られた粒子を焼結することで多孔質膜を製造します。本特許では、カルシウム化合物錯体の溶液にリン化合物溶液を添加し、ハイドロキシアパタイトの前駆体を生成する工程、酸を添加してpHを6.0以下に調整する工程、水熱処理を行い、最終的に焼結することで針状ハイドロキシアパタイト粒子を生成する工程を詳細に説明しています。
つまりは、本特許は、酢酸カルシウムとグリコールを用いた針状ハイドロキシアパタイト粒子の製造方法とその活用について明らかにしています。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 バイオテクノロジーメディカルケミカル
- 高生体親和性の骨充填材の開発
- クロマトグラフィー用吸着材の開発
- 環境浄化材の開発
高い生体親和性を持つハイドロキシアパタイト粒子を骨充填材として使用することで、骨折や骨欠損部の治療に活用できます。多孔質膜の形状は骨組織の再生を助け、適応範囲を広げます。
ハイドロキシアパタイト粒子は、その表面に各種物質を吸着させる能力があります。これを利用して、クロマトグラフィー用の吸着材として活用することができます。特に、生体分子の分離・精製に有用です。
ハイドロキシアパタイト粒子は有害物質の吸着にも利用できます。これを環境浄化材として使用し、汚染水の浄化や大気中の有害物質の除去に活用することができます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2019-003163 |
発明の名称 | 針状ハイドロキシアパタイト粒子とその製造方法 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
公開番号 | 特開2020-111484 |
登録番号 | 特許第0007217937号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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