知財活用のイノベーションで差別化を

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【国立大学法人九州工業大学】外耳道を利用した多重センサ個人認証装置

【国立大学法人九州工業大学】
外耳道を利用した多重センサ個人認証装置

外耳道から取得した音響データ、画像データ、生化学データを活用し、機械学習で高精度な個人認証を実現。周囲環境の影響を受けにくく、セキュリティを大幅に向上させる新技術です。

本発明は、外耳道から取得した異なる複数の生体情報を用いて個人認証を行う装置に関するものです。音響データ、画像データ、生化学データの3種類のデータを機械学習によって解析し、高精度な個人認証を実現します。

主な構成要素と機能

  1. 第1のセンサ(21)
    • 利用者の外耳道内の音響データを取得します。
  2. 第2のセンサ(22)
    • 利用者の外耳道内の画像データを取得します。
  3. 第3のセンサ(23)
    • 利用者の外耳道内の生化学データを取得します。
  4. 特徴量抽出部(11)
    • 2以上のセンサから取得されたデータに基づいて特徴量を抽出します。
  5. 判定部(13)
    • 抽出された特徴量に基づいて個人性統合ニューラルネットワークを構築し、利用者を判定します。

動作原理

本装置は、外耳道内の音響データ、画像データ、生化学データをそれぞれのセンサで取得し、これらのデータを基に特徴量を抽出します。機械学習を用いて、抽出された特徴量を統合し、高精度な個人認証を実現します。これにより、周囲環境の影響を受けにくい安定した認証性能を提供します。

利点

  • 高精度な認証:複数の生体情報を統合して解析することで、認証精度が大幅に向上します。
  • 環境耐性:外耳道内のデータを使用するため、周囲環境の影響を受けにくいです。
  • セキュリティ向上:機械学習による特徴量解析により、偽装が困難でセキュリティが強化されます。

AIによる特許活用案

おすすめセキュリティシステムモバイルデバイス医療機器

  • セキュリティシステムの強化
  • 企業や公共施設のセキュリティシステムに導入し、不正アクセスを防止します。

  • スマートデバイスの認証
  • スマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイスに搭載し、個人情報の保護を強化します。

  • 医療機器の認証
  • 医療現場での患者認証に使用し、医療データの保護と正確な治療をサポートします。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ

特許評価書

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  • 権利概要
出願番号特願2022-055999
出願日2022/03/30
発明の名称個人認証装置、個人認証方法、および個人認証プログラム、並びに個人認証装置を有するシステム
出願人/権利者国立大学法人九州工業大学
公開番号特開2023-148

特許取得国:

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

#弁理士コメント

この特許は、外耳道を利用した高精度な個人認証装置を提供しており、複数の生体情報を組み合わせることで認証精度を飛躍的に向上させる点が非常に優れています。周囲環境の影響を受けにくいという特長もあり、セキュリティ分野での広範な応用が期待されます。

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