国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
革新的な荷電粒子ビーム操作で、次世代の加速装置へ

国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
革新的な荷電粒子ビーム操作で、次世代の加速装置へ
本特許は、荷電粒子ビームの操作を改良する新たな装置と方法について述べています。特に、荷電粒子ビームを分離または結合するための装置において、荷電粒子ビームの進行方向に直交する第1方向に対向配置され、進行方向及び第1方向に直交する第2方向に延設された一対の第1電極と、荷電粒子ビームを挟んで第2方向に対向配置され、各々が一対の第1電極それぞれと電気的に接続された一対の第2電極を備えています。これにより、一対の第1電極と一対の第2電極の間に電位差が付与され、荷電粒子ビームの衝突を回避しつつ適切に操作することが可能となります。これは、荷電粒子ビームの分離効率や結合効率の向上、電極の損傷の防止、放射化の低減など、多くの問題を解決します。
つまりは、本特許は、荷電粒子ビームを分離または結合する装置と方法に関するもので、荷電粒子ビームの効率的な操作を可能にします。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 ヘルスケア研究開発工業製造
- 精密な医療機器の開発
- 先端の研究開発
- インダストリアル用途
この技術は、高度な医療機器の開発に活用することができます。例えば、放射線治療に用いる装置では、ビームの正確な操作が求められます。本特許の技術はその要求を満たし、より効率的な治療を可能にするでしょう。
高エネルギー物理学や素粒子物理学などの研究においては、荷電粒子ビームの精密な操作が必要となります。本特許の技術を用いれば、より正確かつ効率的な実験が可能となり、新たな発見や理論の検証を促進します。
荷電粒子ビームは、材料分析や半導体製造など、さまざまな工業製造プロセスで使用されています。本特許の技術は、これらのプロセスをより効率的かつ精密に行うためのツールとなり得ます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2019-007318 |
発明の名称 | 荷電粒子ビーム操作装置、荷電粒子ビーム加速装置、及び荷電粒子ビーム操作方法 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 |
公開番号 | 特開2020-119644 |
登録番号 | 特許第0007207712号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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