【国立大学法人九州工業大学】高性能複合超伝導体の製造方法
【国立大学法人九州工業大学】
高性能複合超伝導体の製造方法
金属薄層と超伝導体層を積層する新技術により、多様な形状を実現。超伝導体の割合を高めた複合超伝導体で、性能と製造効率を飛躍的に向上させます。
本発明は、超伝導体の割合を高めた多様な形状の複合超伝導体およびその製造方法に関するものです。特に、金属薄層と超伝導体層を積層することで、性能と形状の自由度を両立させた新しい複合超伝導体を提供します。
主な構成要素と機能
- 金属薄層:
- 金属薄層(32a)は、超伝導体層(14)と積層されており、複合超伝導体の構成要素の一つです。
- 超伝導体層:
- 超伝導体層(14)は、金属薄層と積層されており、複合超伝導体の主要な機能部分を形成します。
- 未研磨積層体:
- 未研磨金属層(12)とその上に形成された超伝導体層(14)を含む未研磨積層体(11)。
動作原理
この製造方法では、未研磨金属層(12)とその上に形成された超伝導体層(14)を含む未研磨積層体(11)の未研磨金属層の超伝導体層と反対側の面(12S)の少なくとも一部を研磨します。これにより、金属薄層(32a)とその上に形成された超伝導体層(14)を含む単位積層領域(30R)が形成されます。このプロセスを繰り返すことで、高性能かつ多様な形状の複合超伝導体が得られます(JPA 2023136766-000001)。
利点
- 高い性能:超伝導体の割合を高めることで、高い性能を発揮。
- 形状の自由度:多様な形状の複合超伝導体を製造可能。
- 効率的な製造:効率的な積層プロセスにより、製造コストを抑制。
AIによる特許活用案
おすすめエレクトロニクス医療機器エネルギー
- 高性能電子デバイス
- 医療機器の改良
- エネルギー効率の向上
高性能な超伝導特性を持つ電子デバイスの製造に応用し、性能を向上させます。
医療機器において、超伝導技術を用いた高精度な測定や診断装置の製造に利用します。
エネルギー産業において、超伝導技術を利用してエネルギー効率を高める新しいデバイスやシステムの開発に役立てます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2022-042640 |
出願日 | 2022/03/17 |
発明の名称 | 複合超伝導体およびその製造方法 |
出願人/権利者 | 国立大学法人九州工業大学 |
公開番号 | 特開2023-136 |
特許取得国: JP
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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#弁理士コメント
超伝導体の割合を高めた複合超伝導体の製造方法を提供しており、高性能かつ多様な形状を実現する点が非常に優れています。特に、金属薄層と超伝導体層を効率的に積層する技術は、製造効率の向上とコスト削減に寄与します。多くの応用分野で高い需要が見込まれます。