国立大学法人山梨大学
高効率な燃料電池セルの製造を可能にする新たな担持金属触媒技術

国立大学法人山梨大学
高効率な燃料電池セルの製造を可能にする新たな担持金属触媒技術
この特許は、燃料電池セル用の担持金属触媒の製造方法に関するもので、その製造工程は吸着工程と熱処理工程を含みます。吸着工程では、担体粉末に金属コロイド粒子を吸着させ、熱処理工程では、吸着工程の後に920℃~1100℃で熱処理を行い、金属コロイド粒子を金属微粒子に変化させます。ここで、担体粉末は、担体微粒子の集合体で、鎖状部を備えた担体微粒子から構成されます。また、担体微粒子は、酸化チタンを含み、チタンとは原子価の異なる元素がドープされています。この特許によれば、燃料電池セルの内部抵抗を低減することが可能となります。
つまりは、高温領域でのチタン化合物の熱分解反応を利用した、燃料電池セル用の担持金属触媒の製造方法を提供します。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 エネルギー製造業自動車産業
- 高効率な燃料電池の開発
- 燃料電池車の性能向上
- 高性能なバックアップ電源システムの開発
この特許を活用し、内部抵抗を低減した高効率な燃料電池を開発することが可能です。これにより、電力の供給効率が向上し、燃料電池の普及と低炭素社会への貢献が期待されます。
燃料電池車のエネルギー効率を向上させるために、本特許の技術を活用して新型の燃料電池を開発することができます。これにより、燃料電池車の走行距離の延長や、充電時間の短縮が可能となり、ユーザーの利便性の向上につながります。
本特許の技術を活用して、燃料電池を用いたバックアップ電源システムを開発することが可能です。内部抵抗の低減により、より効率的に電力を供給でき、災害時などの非常時における信頼性の向上に寄与します。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2019-013778 |
発明の名称 | 担持金属触媒及びその製造方法、燃料電池セル |
出願人/権利者 | 国立大学法人山梨大学 |
公開番号 | 特開2020-121260 |
登録番号 | 特許第0007190099号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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