国立研究開発法人情報通信研究機構
高精度かつ安定した量子光学装置の新時代

国立研究開発法人情報通信研究機構
高精度かつ安定した量子光学装置の新時代
本特許は、レーザと原子の相互作用を利用して安定した標準周波数信号を取得する量子光学装置に関する。装置には直流信号用配線テザーと高周波信号用配線テザーの二つが形成されています。直流信号用配線テザーは直流電源や直流信号の伝送に用いられ、高周波信号用配線テザーは高周波ノイズの発生要因となり得る高周波信号の伝送に用いられます。さらに、低周波信号の伝送に用いる低周波信号配線が形成され、高感度な信号伝送が可能となっています。また、高周波信号用配線テザーの幅は他の配線テザーの幅よりも狭く設定され、直流信号用配線テザーは直流信号配線と対向する面に電気的に接地された接地配線を備えています。これにより、信号の干渉やノイズの影響を最小限に抑えることができます。
つまりは、レーザと原子の相互作用を利用した量子光学装置
AIによる特許活用案
おすすめ業界 電子機器製造業通信業研究開発
- 高精度な周波数信号源としての利用
- ノイズの少ない情報伝送システムの開発
- 次世代の量子計算機の開発
本装置は、その高精度な周波数信号生成能力を活かして、通信機器や電子計測器の高精度な周波数信号源として利用することができます。特に、直流信号、高周波信号、低周波信号の三つの信号を伝送できるため、幅広い用途での利用が可能です。
本装置は、高周波ノイズの発生要因を抑制し、低周波信号の伝送に用いることができるため、ノイズの少ない情報伝送システムの開発に利用できます。これにより、高精度かつ高速な情報伝送が可能となり、通信品質の向上に寄与します。
本装置は、レーザと原子の相互作用を利用して安定した標準周波数信号を取得するという特性から、次世代の量子計算機の開発に活用することができます。特に、高感度な信号伝送が可能な点は量子ビットの信号処理に有用で、量子計算機の精度向上に寄与します。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2019-015342 |
発明の名称 | 量子光学装置 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人情報通信研究機構 |
公開番号 | 特開2020-123883 |
登録番号 | 特許第0007232510号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
準備中です