国立大学法人信州大学
高効率・小型化を実現する次世代トランス

国立大学法人信州大学
高効率・小型化を実現する次世代トランス
この特許は、DC-DCコンバーターなどのスイッチング電源用途に向けた高効率で小型の平面トランスに関するものです。一次コイル導体と二次コイル導体の間に非磁性絶縁層を配置し、さらにその両側に非磁性絶縁体を配置することで、効率的に電気エネルギーを変換します。特に、磁性体が一次コイル導体と二次コイル導体を被る構造となっており、絶縁体の幅はそれぞれのコイル導体の幅の0.6から0.8倍であることが特徴です。この構造により、コイルの占有率を高めつつ、断面形状が長方形にならざるを得ない問題や、巻線間の距離が近くなることによる交流抵抗の増加問題を解決しています。
つまりは、平面トランスの効率と小型化を追求した特許技術です。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 電子機器製造業自動車産業家電製品業界
- 高効率スイッチング電源の開発
- 電気自動車のパワーコンバーターの開発
- 家電製品の省エネ化
この技術を用いて高効率、小型のスイッチング電源を開発することが可能です。これにより、様々な電子機器の性能向上や、軽量化、省エネ化を図ることができます。
電気自動車のパワーコンバーターにこの技術を適用することで、効率的に電力を変換し、車両の性能を向上させるとともに、電力消費を抑えることが可能です。
家電製品の電源部分にこの平面トランスを採用することで、電力消費を抑え、省エネルギー化を実現することができます。これにより、エコな家電製品の開発が可能となります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2019-021293 |
発明の名称 | 平面トランス |
出願人/権利者 | 国立大学法人信州大学 |
公開番号 | 特開2020-129598 |
登録番号 | 特許第0007288651号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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