【国立大学法人九州工業大学】可変感度・測定範囲の力センサ装置とその応用
【国立大学法人九州工業大学】
可変感度・測定範囲の力センサ装置とその応用
外力に応じて歪む被歪体と歪ゲージを備え、測定範囲や感度を変更可能な力センサ装置。ロボットハンドやアームなど多様な応用に対応し、精密な力測定を実現する革新的技術です。
本発明は、測定範囲や感度を変更可能な力センサ装置およびその力測定方法に関するものです。特に、外力によって歪む被歪体と、その変形量を測定する歪ゲージを用いることで、高い柔軟性と精度を持つ力センサ装置を提供します。
主な構成要素と機能
- 被歪体(21):
- 片持ち梁状の構造を持ち、一端部が固定されている。外力を受けて歪むことで、測定範囲や感度を調整可能。
- 歪ゲージ(30):
- 被歪体の変形量を測定する装置。外力に応じた歪みを検出し、力の大きさを測定します。
- 測定手段:
- 被歪体の変形状態を維持し、外力の大きさに対応した歪みを測定することで、感度と測定範囲を調整します。
動作原理
この力センサ装置は、外力を受けて歪む被歪体と、その変形量を測定する歪ゲージを使用します。被歪体が変形することで、歪みと外力の関係が変更され、測定範囲や感度を自由に調整することができます。これにより、幅広い用途で高精度な力測定が可能となります。
利点
- 柔軟な調整:測定範囲や感度を自由に変更できるため、様々な用途に対応可能。
- 高精度な測定:外力に応じた正確な力測定が可能。
- 多用途な応用:ロボットハンドやアームなど、幅広い分野で利用可能。
AIによる特許活用案
おすすめロボット工学自動化装置医療機器
- ロボットハンドの精密制御
- 自動化装置の力検知
- 医療機器の応用
ロボットハンドの力制御に使用し、物体の取り扱い精度を向上させます。
自動化装置に組み込み、製造工程での精密な力測定と制御を実現します。
手術用ロボットやリハビリ機器など、医療分野での精密な力測定に応用し、治療効果を向上させます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2022-027370 |
出願日 | 2022/02/25 |
発明の名称 | 力センサ装置、力測定方法、ロードセル、ロボットハンドおよびロボットアーム |
出願人/権利者 | 国立大学法人九州工業大学 |
公開番号 | 特開2023-123 |
特許取得国: JP
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
準備中です
#弁理士コメント
この特許は、測定範囲や感度を調整可能な力センサ装置を提供しており、多様な応用分野での高精度な力測定が可能です。特に、ロボット工学や自動化装置において、精密な力制御を実現するための重要な技術です。