国立研究開発法人物質・材料研究機構
革新的な高分子化合物を用いたイオン交換膜

国立研究開発法人物質・材料研究機構
革新的な高分子化合物を用いたイオン交換膜
本特許では、特定の化学構造を有する高分子化合物とカーボンナノドットを組み合わせて作られる新たなイオン交換膜を提案しています。このイオン交換膜は、固体高分子形燃料電池の電解質として利用可能であり、その性能を大幅に向上させることが可能です。特に、高分子化合物の繰り返し単位にスルホン酸基を含むことで、電解質のイオン伝導性を高め、燃料電池の出力を向上させることができます。また、カーボンナノドットの導入により、電解質の機械的強度や耐久性も向上します。これらの結果、本特許の技術を利用することで、より効率的で長寿命な燃料電池の製造が可能となります。
つまりは、高分子化合物とカーボンナノドットを組み合わせたイオン交換膜技術
AIによる特許活用案
おすすめ業界 エネルギー自動車電子機器
- 高性能燃料電池の製造
- 耐久性の向上
- 環境対応型電源の開発
本特許のイオン交換膜は、高いイオン伝導性と機械的強度を持つため、燃料電池の性能を大幅に向上させることができます。特に、自動車や家庭用のコージェネレーションシステムなど、大電力を必要とする用途での利用が期待されます。
カーボンナノドットを含む高分子化合物は、電解質の耐久性を向上させる効果があります。これにより、長時間の使用や過酷な環境下でも、燃料電池の性能を維持することが可能となります。これは、燃料電池を使用する各種機器の寿命延長に寄与します。
燃料電池は、CO2排出量を大幅に削減することが可能な電源であり、本特許の技術を利用することで、その性能と寿命を向上させることができます。これにより、環境に優しい次世代の電源システムを開発することが可能となります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2019-026490 |
発明の名称 | 固体高分子形燃料電池、イオン交換膜、電気化学セル、水電解方法、及び、水処理方法。 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
公開番号 | 特開2020-132735 |
登録番号 | 特許第0007176694号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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