日本放送協会
光と磁気で制御可能な次世代の光変調素子

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光と磁気で制御可能な次世代の光変調素子
本特許は、光を透過する透明絶縁体と、光変調用磁性体層に接続する絶緑体層、及び重金属層に接続する電極を有する磁気光学型光変調素子の技術に関する。重金属層には、タンタル、自金、タングステン、ハフニウム、ビスマスからなる和群から選択される一つの金属材料が使用されている。さらに、該素子は硬磁性体層を有し、これが面内磁気異方性または垂直磁気異方性を有する。また、光変調部の光入射面を平面視したとき、硬磁性体層の一対の長さは100から500nmである。これらの素子を2次元マトリクス状に配置し、空間光変調器として用いることができる。
つまりは、磁気光学型光変調素子を用いた、精密で高速な光制御技術
AIによる特許活用案
おすすめ業界 光通信光計測光学機器製造
- 高速通信システムへの応用
- 高精度な光センサーの開発
- 光学機器の小型化・高性能化
光変調素子の高速性と精度は通信速度とデータ伝送の精度に直結するため、光ファイバー通信などの高速通信システムにこの技術を応用することで、通信速度の向上とデータ伝送の精度向上を図ることができる。
本特許の技術を用いることで、光の微弱な変化も捉えることができる高精度な光センサーを開発することが可能となる。これにより、環境モニタリングや生体情報測定など、高度な計測が求められる領域での利用が期待できる。
本特許の技術は、小型でありながら高速で精度の高い光変調が可能なため、カメラやプロジェクターなどの光学機器の小型化と高性能化に寄与する。これにより、モバイル機器やウェアラブル機器などの分野で新たな商品開発の可能性が広がる。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2019-029520 |
発明の名称 | 磁気光学型光変調素子および空間光変調器 |
出願人/権利者 | 日本放送協会 |
公開番号 | 特開2020-134754 |
登録番号 | 特許第0007228404号 |
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