知財活用のイノベーションで差別化を

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国立研究開発法人情報通信研究機構
光位相情報を効率良く回復するシステム

国立研究開発法人情報通信研究機構
光位相情報を効率良く回復するシステム

具体的には、位相回復(Phase retrieval)技術を用いて、光信号チャネル数以上の多数の素子からなる直接検波器アレイを使用して、空間的に冗長な観測を行うことで、直接検波により失われた光位相情報を信号処理的に回復するシステムと方法を提供します。このシステムにより、複雑な光学的前処理無しに、光空間多重信号の一括コヒーレント受信を実現できます。また、このシステムは、局発光との干渉による光電界位相の抽出ではなく、位相変調信号光同士の時空間的にランダムな干渉による光強度の揺らぎから、信号処理的に位相を含む光電界情報を再生することが可能です。

つまりは、本特許は、光信号の位相情報を効率的に回復するための新たなコヒーレント受信技術に基づくシステムと方法に関する。

AIによる特許活用案

おすすめ業界 通信業界IT業界高精度測定業界

  • 光通信ネットワークの高度化
  • 本特許の技術を活用することで、既存の光通信ネットワークの信号伝送品質を向上させることが可能となります。具体的には、光信号の位相情報を効率的に回復し、データ伝送の精度を高めることができます。

  • 光学的な測定装置の精度向上
  • 本特許の技術を活用することで、光学的な測定装置の精度向上が見込まれます。位相情報を効率的に復元することで、より正確な光学的な測定が可能となり、光学系の精度を向上させることが可能となります。

  • 量子コミュニケーションの効率化
  • 光位相情報の正確な回復が必要となる量子コミュニケーションにおいても、この技術の活用は有効です。より精確な位相情報の復元により、量子通信の効率を向上させることができます。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ

特許評価書

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  • 権利概要
出願番号特願2019-036636
発明の名称位相再生型光同期検波器
出願人/権利者国立研究開発法人情報通信研究機構
公開番号特開2020-141321
登録番号特許第0007231208号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

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