学校法人早稲田大学
高度なコンプライアンス性能を持つ新世代アクチュエータシステム

学校法人早稲田大学
高度なコンプライアンス性能を持つ新世代アクチュエータシステム
本特許は、作動流体の流体圧により駆動力を発生させるアクチュエータシステムについて述べています。特に、磁場強度に応じて粘性が変化する磁気機能性流体を活用したことが特徴です。アクチュエータ本体は、流体供給手段、作動流体室、動作部、および磁場発生手段を備えています。作動流体室は、作動流体が収容され、複数の室空間に分割されます。また、動作部は作動流体室に対して隙間を介して摺動可能に設けられ、隙間には磁場が作用し、磁場強度に応じて粘性が変化する磁気機能性流体が介在します。この構造により、駆動力を外部に伝達する能力が向上します。また、磁気回路が含まれており、アクチュエータ本体は、動作部の摺動方向にほぼ直交する向きで磁場を漏れ防止する構造を持つことが特徴です。
つまりは、本発明は、磁場強度に応じて粘性が変化する磁気機能性流体を用いたアクチュエータシステムに関する。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 ロボティクスマニュファクチャリング医療機器
- ヒューマノイドロボットへの適用
- 医療機器への適用
- 工業ロボットへの適用
人間と共存するヒューマノイドロボットに本アクチュエータシステムを適用することで、より人間に近い動作や感触を実現できます。特に、予期しない衝突や接触が発生した際に、これらの状況を考慮した柔軟な駆動を行う能力が向上します。
手術支援ロボット等の医療機器に本アクチュエータシステムを適用することで、より精密で滑らかな操作が可能となります。磁気機能性流体の粘性が磁場強度に応じて変化する特性を活用することで、微細な力の調整が可能となり、手術精度の向上に寄与します。
工業ロボットに本アクチュエータシステムを適用することで、より正確で効率的な作業が可能となります。アクチュエータの精度と応答性の向上により、生産性の向上や作業時間の短縮が期待できます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2019-038184 |
発明の名称 | アクチュエータシステム |
出願人/権利者 | 学校法人早稲田大学 |
公開番号 | 特開2020-143686 |
登録番号 | 特許第0007203379号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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