国立研究開発法人物質・材料研究機構
高感度メタノール検出装置 - ガソリン中の微量メタノールも見逃さない

国立研究開発法人物質・材料研究機構
高感度メタノール検出装置 - ガソリン中の微量メタノールも見逃さない
本製品は、表面応力センサ本体と、人工体材料からなる受容体層を組み合わせた表面応力センサを用いて、気体中のメタノールを高感度で検出することが可能です。特に、ガソリンを含む気体中のメタノールを検出するための装置として最適化されています。この技術は、メタノールが毒性を持ち、またエンジンなどに適合しない場合があるため、メタノールを含むガソリンとメタノールを含まないガソリンとを区別するために重要です。現行のセンサでは微量のメタノールの存在を取り扱いやすい形態で出力できない問題を解決し、高いメタノール検出感度を持つセンサを提供します。
つまりは、メタノールを高感度で検出可能な表面応力センサを用いた装置とその利用方法
AIによる特許活用案
おすすめ業界 石油化学業界自動車業界環境保護業界
- ガソリンスタンドでの品質管理
- 環境保護活動への貢献
- 自動車メーカーへの提供
この技術は、ガソリンスタンドでガソリンの品質管理を行う際に有用です。微量のメタノールを高感度で検出できるため、ガソリンの品質を確保し、顧客への信頼を高めることができます。
環境保護の観点から、有害物質であるメタノールの排出を監視・管理することが重要です。この技術を使用して、微量のメタノールを検出し、排出源を特定することで、より効率的な環境保護活動を推進することが可能です。
自動車メーカーは、エンジンの性能を最大限に引き出すために、使用する燃料の品質を厳しく管理しています。この技術を使用して、生産ラインでの燃料品質を確認し、品質に問題がある場合はその早期発見と対策が可能となります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2019-038118 |
発明の名称 | [Cu(phen)((±)-BINAP)]PF6を含む表面応力センサ用受容体、その受容体を使用した表面応力センサ、並びにその表面応力センサを使用したメタノール検出装置及びメタノール検出方法 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
公開番号 | 特開2020-143894 |
登録番号 | 特許第0007138944号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
準備中です