国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
pH調整が可能な高性能ジオポリマーの製造技術

国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
pH調整が可能な高性能ジオポリマーの製造技術
本特許は、pHが3.3以上7.1以下であり、リン酸濃度が45〜85重量%の高濃度リン酸水溶液及びpH調整剤を含む活性化剤とジオポリマー原料粉末を混合し、その混合物を反応させて生成されるジオポリマー及びその製造方法に関するものです。活性化剤は、アルカリ金属またはアンモニウムのリン酸塩、またはアルカリ金属またはアンモニウムの水酸化物であることが特徴です。この技術により、従来のジオポリマーの問題点であったpH調整の難しさを克服し、強度を維持したままで建築材料や土木材料として使うことが可能となります。また、ジオポリマー原料粉末と高濃度リン酸水溶液、pH調整剤を含む活性化剤とを混合し、反応させることにより、pHが制御されたジオポリマーを製造できる技術も提供します。
つまりは、土木・建築用途に適したpHが制御可能なジオポリマーとその製造方法の特許内容です。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 建設業土木工事業建材製造業
- 建築材料の開発
- 土木工事用途
- ジオポリマー製造技術のライセンス提供
土木・建築用途に適したpHが制御可能なジオポリマーを活用した新たな建築材料の開発が可能です。従来の材料に比べ、強度を維持しつつpHを調整できるため、より安全で環境に優しい建築材料となり得ます。
ジオポリマーはセメントやアスファルトの代替材料として注目されています。pHが制御可能なジオポリマーは、環境負荷を低減しつつ、耐久性に優れた土木工事用の材料として活用することができます。
pHが制御可能なジオポリマーの製造技術は、建築材料や土木材料の製造業者にとって大きな価値があります。この特許を保有している企業は、その製造技術のライセンスを他社に提供することで、新たな収益源を得ることが可能です。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2019-053372 |
発明の名称 | 新規ジオポリマー及びその製造方法 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 |
公開番号 | 特開2020-152611 |
登録番号 | 特許第0007267582号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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