知財活用のイノベーションで差別化を

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国立大学法人信州大学
画像処理で結球野菜の中心を見つける新たな方法

国立大学法人信州大学
画像処理で結球野菜の中心を見つける新たな方法

本特許は、栽培されている結球野菜のRGB画像を取得し、その画像の画素数を減少させてリサイズ画像を作成する。そのリサイズ画像に対してエッジ検出と色相によるマスク処理を行い、色相マスクフィルタ画像を作成する。その後、エッジマスク画像を作成し、法線投票処理を行って法線画像を作成する。法線画像に対して二値化処理を行い、中心候補領域を抽出する。そして、その中心候補領域の輪郭重心を結球野菜の結球中心とする。これにより、結球野菜の結球中心の認識が容易になる。また、この技術を利用した結球野菜の収穫機も提案されている。収穫機は、結球野菜の茎を切断する収穫刃と、認識情報をもとに収穫刃を結球野菜の茎に沿って位置させる経路制御を行う制御部を有する。

つまりは、本特許は、結球野菜の結球中心を画像処理技術を用いて認識する方法に関する。

AIによる特許活用案

おすすめ業界 農業ロボティクスAI技術

  • ロボティック収穫機の開発
  • 本特許の技術を活用し、結球野菜の収穫を自動化するロボットを開発する。ロボットは、結球野菜の結球中心を認識し、その位置に基づいて結球野菜の茎を切断する。これにより、人間の労力を大幅に減らし、収穫の効率化が図られる。

  • 農業用ドローンの開発
  • 本特許の技術を組み込んだ農業用ドローンの開発が可能である。結球野菜の成熟度や病害の有無を判断するために、ドローンが結球野菜の結球中心を認識し、その情報を基に農家が適切な時期に収穫や治療を行うことができる。

  • スマートファームへの応用
  • 本特許の技術をスマートファームに応用することで、結球野菜の生育状況をより正確に把握し、最適な収穫タイミングを見極めることが可能となる。これにより、品質の高い野菜を一貫して生産することが可能となり、生産効率と収益性の向上が期待できる。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ

特許評価書

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  • 権利概要
出願番号特願2019-055513
発明の名称結球野菜の結球中心の認識方法、認識装置、および収穫機
出願人/権利者国立大学法人信州大学
公開番号特開2020-155060
登録番号特許第0007212936号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

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