国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所
海洋エネルギーを活用した革新的な発電装置

国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所
海洋エネルギーを活用した革新的な発電装置
この特許では、水面に設置した浮体が波浪によって上下に動揺し、その動揺を利用してフラック翼が水流により往復運動します。この往復運動は取り出し機構によって運動エネルギーとして取り出され、その運動エネルギーを発電手段によって電力に変換します。この特許は、従来のフラッタ式発電装置が持っていた問題を解決し、より効率的に波浪エネルギーを電力に変換することを可能にします。特に、フラック翼が水と略同等の比重を持つことや、フラック翼の形状が揚力を生み出す形状に構成されていることが特徴的です。
つまりは、この特許は、海洋や河川の水流と波浪エネルギーを電力に変換するフラッタ式エネルギー利用方法と発電装置に関するものです。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 エネルギー海洋工学電力業界
- 波力発電所の開発
- リモートエリアの電力供給
- 災害時の緊急電源
海岸近くの水域にこの装置を設置し、持続可能な電力供給源として波力発電所を開発することが可能です。これにより、再生可能エネルギーの一部として波力を活用し、エネルギー供給の多様性を増やすことができます。
この装置はリモートエリアや離島での電力供給に役立ちます。電力供給が困難な場所でも、海洋や河川が存在すれば電力を生成することが可能です。
自然災害の発生時には電力供給が不安定になることが多いです。この発電装置は、そのような状況での緊急電源として使用することができます。水流や波浪があれば、電力を生成し続けることが可能で、災害復旧の一助となります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2020-114198 |
発明の名称 | フラッタ式エネルギー利用方法及びフラッタ式発電装置 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 |
公開番号 | 特開2020-159358 |
登録番号 | 特許第0006966809号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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