【東京都公立大学法人】自動巻き取り・送出しシステム
【東京都公立大学法人】
自動巻き取り・送出しシステム
長尺の部材を自動で巻き取り、送出しするシステム。回転軸と部分筒状の筒壁部材を組み合わせることで、作業効率を大幅に向上させ、部材管理を簡便に行えるようにします。
本発明は、長尺の部材の巻き取りと送出しを自動化するシステムに関するものです。従来の手動による巻き取り作業を自動化することで、作業の効率化と安全性の向上を図ります。
主な構成要素と機能
- 回転軸(21):
- 巻取方向(21a)および開放方向(21b)に回転する軸。駆動系(23〜26)により回転が制御されます。
- 部分筒状の筒壁部材(38):
- 回転軸を囲む形で配置されており、巻き取りおよび送出しの際に部材を支える役割を果たします。
- 被支持部(39):
- 筒壁部材から延び、回転可能に支持される部材。支持部材(28)により回転をサポートします。
- 案内部材(36):
- 案内部(37)を有し、筒壁部材から延びる被案内部(41)を案内します。これにより、開放方向に回転する際に回転軸に近づく方向に案内されます。
動作原理
この巻き取り装置は、回転軸の回転により長尺の部材を巻き取り、必要に応じて送出しを行います。回転軸は駆動系によって制御され、筒壁部材と被支持部、案内部材が協働して部材を効率的に管理します。開放方向に回転する際には、筒壁部材が回転軸に近づく方向に案内され、正確な操作が可能となります。
利点
- 自動化による効率化:手動操作の必要がなくなり、作業効率が大幅に向上します。
- 安全性の向上:自動化により、作業者の負担を軽減し、安全性を確保します。
- 正確な操作:案内部材による正確な案内機能により、部材の管理が容易になります。
AIによる特許活用案
おすすめ製造業建設業物流・配送
- 製造ラインでの長尺部材管理
- 建設現場での材料管理
- 物流センターでの効率化
製造業において、長尺の部材を自動で巻き取り、送出しすることで、製造ラインの効率を向上させます。
建設業において、長尺の建材や配管の管理を効率化し、現場作業の生産性を高めます。
物流センターにおいて、長尺の商品の保管と出荷を自動化し、作業の効率を大幅に向上させます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2021-108051 |
出願日 | 2021/06/29 |
発明の名称 | 巻き取り装置 |
出願人/権利者 | 東京都公立大学法人 |
公開番号 | 特開2023-005 |
特許取得国: JP
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
準備中です
#弁理士コメント
この特許は、長尺の部材の巻き取りおよび送出しを自動化するための優れたシステムを提供しています。回転軸と部分筒状の筒壁部材を組み合わせることで、効率的かつ安全に部材を管理できる点が非常に優れています。特に、正確な案内機能により、操作の正確性が高く評価されます。