国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所
海上の安全を守るAI技術!

国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所
海上の安全を守るAI技術!
本特許は、海洋における船舶自動識別装置(AIS)を搭載していない障害物の存在を推定する避航対象判別方法について説明しています。具体的には、障害物の位置、速力、進行方向から得られる速度ベクトルを使用し、最小安全航過距離に基づいて航行妨害ゾーンの計算を行います。さらに、障害物存在領域の時間変化も推定することが可能です。これらの推定結果は表示装置に表示し、他の船舶や陸上施設と共有することができます。また、この判別方法を実行するためのプログラムが提供され、これをリモート地点のコンピュータで実行する避航対象判別利用方法も記載されています。
つまりは、AIS非搭載障害物を対象とした避航判別方法を提供する特許技術。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 海運業情報通信業保険業
- 商船と小型船舶の衝突防止対策
- 遠隔地からの船舶運航監視
- 海洋保険のリスク管理
本特許は、見張り不十分な場面で小型船舶を早期に発見し、商船との衝突を防ぐための手段として活用できます。
この特許技術を用いて、遠隔地から船舶の運航を監視し、障害物の存在を早期に察知し、適切な避航策を提供することが可能です。
海洋保険業界では、本特許を利用して保険対象の船舶が遭遇する可能性のあるリスクを事前に把握し、保険料の設定やリスク管理に役立てることができます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2019-068470 |
発明の名称 | AIS非搭載障害物の存在を推定する避航対象判別方法、避航対象判別情報共有方法、避航対象判別プログラム、及び避航対象判別利用方法 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 |
公開番号 | 特開2020-164110 |
登録番号 | 特許第0007357330号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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