【株式会社オクト、株式会社ミセラ】バイオフィルム破壊用高効率溶液とその製造方法
【株式会社オクト、株式会社ミセラ】
バイオフィルム破壊用高効率溶液とその製造方法
水と重水素硫酸を組み合わせた、pH0.5〜4.0のバイオフィルム破壊溶液。強力なバリアーを持つバイオフィルムを効果的に破壊し、衛生管理と産業プロセスの効率を大幅に向上させます。
本発明は、バイオフィルムを破壊するための溶液とその製造方法に関するものです。バイオフィルムは細菌が分泌する細胞外多糖類(EPS)により形成されるバリアーで、これを効果的に破壊するためには特別な溶液が必要です。本発明は、水(H2O)と重水素硫酸(D2SO4)を使用し、pHが0.5以上4.0以下の溶液を提供します。
主な構成要素と機能
- バイオフィルム破壊溶液:
- 水(H2O)と重水素硫酸(D2SO4)からなる溶液。
- pHが0.5〜4.0の範囲に設定され、バイオフィルムを効果的に破壊します。
- 製造方法:
- 重水素硫酸を水で希釈し、指定されたpH範囲に調整することでバイオフィルム破壊溶液を製造します。
動作原理
本発明の溶液は、重水素硫酸と水を組み合わせたもので、pH範囲を0.5〜4.0に設定することでバイオフィルムを効果的に破壊します。重水素硫酸の強力な酸性作用がEPSのバリアーを溶解し、細菌に直接作用してその活動を停止させます。
利点
- 高い効果:バイオフィルムの強力なバリアーを効果的に破壊します。
- 簡便な製造方法:水で重水素硫酸を希釈するだけで、簡単に溶液を製造できます。
- 広範な応用:医療分野や産業プロセスにおいて、バイオフィルム対策として広く利用できます。
AIによる特許活用案
おすすめ医療食品加工水処理
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病院やクリニックでの機器や表面のバイオフィルム除去に利用し、感染リスクを低減します。
食品加工機器のバイオフィルム除去に使用し、衛生状態を保ち、製品の安全性を向上させます。
配管やタンク内のバイオフィルムを除去し、水質を改善し、設備の効率を高めます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2023-519523 |
出願日 | 2022/12/02 |
発明の名称 | バイオフィルムを破壊するための溶液及びその製造方法 |
出願人/権利者 | 株式会社オクト、株式会社ミセラ |
公開番号 | 特許第7423026 |
特許取得国: JP
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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#弁理士コメント
この特許は、バイオフィルムを効果的に破壊するための溶液とその製造方法を提供しており、衛生管理や産業プロセスの効率向上に大きく貢献します。特に、重水素硫酸を用いることで、高い破壊効果を持つ点が非常に優れています。