日本放送協会
動画を効率的に翻訳する、ニューラルネットワーク学習装置の新技術

日本放送協会
動画を効率的に翻訳する、ニューラルネットワーク学習装置の新技術
本発明は、動画を翻訳(ラベル列に変換)する技術に関するもので、特に、ニューラルネットワークの学習装置として機能させるためのプログラムに関するものです。一般的に、動画翻訳のネットワーク構造では、画像認識などで使われる畳み込みニューラルネットワーク(CNN)と、翻訳技術などで使われるリカレントニューラルネットワーク(RNN)を連結して使用します。しかし、これらのニューラルネットワークを学習するには、構造が複雑で学習時間がかかるために困難がありました。本発明では、CNNとRNNを同時に学習するのではなく、物体認識のデータでCNNを事前に学習し、動画翻訳ニューラルネットワークを学習する手法を提供しています。これにより、学習時間の短縮と効率化が図られます。
つまりは、この特許は、動画を変換するための畳み込みニューラルネットワーク学習装置に関する技術を提供します。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 IT映像制作翻訳
- 映像翻訳サービスの高速化
- ニューラルネットワークの学習時間短縮
- 手話翻訳の精度向上
この技術を用いて、動画コンテンツの翻訳サービスを提供する際の翻訳の精度向上と処理速度の高速化を図ることができます。
ニューラルネットワークの学習時間が短縮されるため、新たなモデルの開発や既存モデルの改良をより迅速に進めることが可能となります。
手話動画を音声言語に変換する際に、より精度の高い翻訳を可能にし、手話を理解しない人々と手話を用いる人々とのコミュニケーションを支援します。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2019-108418 |
発明の名称 | 畳み込みニューラルネットワーク学習装置およびそのプログラム |
出願人/権利者 | 日本放送協会 |
公開番号 | 特開2020-201731 |
登録番号 | 特許第0007261661号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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