国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
革新的な酵母技術で食品安全性を向上させる
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
革新的な酵母技術で食品安全性を向上させる
本発明は、食品および飼料の安全性を向上させる新しい酵母とその培養物の生産方法に関する。特に、この酵母は、脂肪酸不飽和化酵素遺伝子を含み、配列番号2のアミノ酸配列と95%以上の一致性を持つ。また、この酵母は、特定の種類、特にクリベロマイセス・ラクティスとして特定されている。安全性の高い食品や飼料を生産するために利用でき、特に、高含有量のオメガ3脂肪酸を含む食品や飼料の生産に有用である。さらに、この発明は、ホエイやラクトースなどの食用性物質を含む発酵過程を利用して、リノレン酸を生産する方法も提供している。
つまりは、遺伝子組み換え技術を用いた酵母とその培養物による、食品安全性と飼料安全性を有する製品の生産方法
AIによる特許活用案
おすすめ業界 食品製造業飼料製造業バイオテクノロジー業界
- 高品質な食品および飼料の生産
- 廃棄物の有効利用
- 飼育動物の健康向上
この特許を活用すれば、遺伝子組み換え技術を用いて高品質な食品や飼料を生産できます。特に、オメガ3脂肪酸を多く含む食品や飼料は、消費者の健康に対して高い価値を提供します。
乳製品製造後に大量に排出されるホエイなどの廃棄物を、この特許を活用して有効に再利用することが可能です。ホエイやラクトースを使ってリノレン酸を生産することで、資源循環型社会の実現に寄与します。
この特許に基づく飼料を動物に与えることで、動物の健康を向上させることが可能です。特に、オメガ3脂肪酸を多く含む飼料は、動物の健康と成長に良い影響を与えます。また、ヒトを除く動物に対してリノレン酸を高含有させることも可能です。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
| 出願番号 | 特願2019-120571 |
| 発明の名称 | α‐リノレン酸産生能が向上した酵母またはその培養物 |
| 出願人/権利者 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
| 公開番号 | 特開2021-006015 |
| 登録番号 | 特許第0007372647号 |
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