学校法人早稲田大学
高精度な異物探知が可能な新世代レーダーシステム

学校法人早稲田大学
高精度な異物探知が可能な新世代レーダーシステム
本特許は、信号源からの同期信号が各レーダーに伝達される時間に対応する遅延時間を制御することで、第2のレーダーから出力されたレーダー信号が反射物により反射され、第1のレーダーに入力されることにより生じる和干渉を防止する異物探知システムを提供します。また、遅延時間を変化させる部分と、その遅延時間変化により第1のレーダーの測定位置が変動する測定対象を特定する部分、さらにその特定した測定対象を干渉であると判断する部分を有します。さらに、第1のレーダーと第2のレーダーは、パルスレーダーや周波数が時間に対して三角波状に変化するFMCWレーダー、周波数が時間に対してのこぎり波状に変化するFMCWレーダーなどの各種レーダーを適用することが可能です。
つまりは、遅延時間を制御することで和干渉を防止し、異物探知の精度を高めるレーダーシステムです。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 防衛業界航空宇宙業界海運業界
- 高精度な航空管制システムの実現
- 海洋探査における異物探知の高精度化
- 軍事用途での高精度レーダーシステムの開発
空港などでの航空管制において、本システムを活用することで、飛行機やドローンなどの異物探知の精度を高めることができます。特に、遠隔地からの同期信号の遅延時間を考慮して精度を向上させるため、大規模な空港での利用に適しています。
海洋探査において、本システムを用いることで、海底の地形や海中の異物を高精度に探知することが可能になります。また、反射信号の干渉を防止するため、深海における探査においても信号の精度を維持することが可能です。
軍事用途においても、本システムは有効なソリューションを提供します。敵の航空機やミサイルなどの探知精度を向上させることで、早期警戒や迎撃の精度を高めることが可能になります。また、複数のレーダー間での同期を取りながら遠隔操作を行うことが可能なため、安全性と効率性を両立させることができます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2019-121580 |
発明の名称 | 異物探知システム |
出願人/権利者 | 学校法人早稲田大学 |
公開番号 | 特開2021-009028 |
登録番号 | 特許第0007260906号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
準備中です