公益財団法人鉄道総合技術研究所
効率的に桁の動的応答を抑える補強構造

公益財団法人鉄道総合技術研究所
効率的に桁の動的応答を抑える補強構造
本発明は、存在する橋桁の使用を妨げず、効率的に桁の動的応答を抑える補強構造を提供します。補強構造は、橋脚の上部を囲むように配置される係留部、係留部から桁の中央側に張り出された位置で桁に接触させる支承部、支承部から橋脚の側面に向けて斜めに延伸される傾斜部とが梓材によって一体に形成されたフレーム構造体を備えています。支承部に作用した荷重は、係留部と傾斜部を介して橋脚に伝達されます。この構造により、既存の橋脚がもともと有している耐力だけで桁の動的応答を抑えることが可能になり、工費や工期を低減することが可能です。
つまりは、桁の補強構造を用いて、橋脚に架け渡される桁の動的応答を効率的に抑えます。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 建設業鉄道業自動車業
- 既存橋脚の補強
- 新規橋脚の設計
- 橋脚の耐震化
既存の橋脚が低剛性化の問題を抱えている場合、本発明の補強構造を利用することで橋脚の強度を効率的に向上させ、より安全な構造物を実現することが可能となります。
新規の橋脚を設計する際に、本発明の補強構造を導入することで、初めから耐力を確保した橋脚を設計することが可能となります。これにより、より長期間にわたって安全性を維持することができます。
地震などの自然災害が問題となる地域では、本発明の補強構造を利用して橋脚の耐震性を向上させることが可能です。これにより、地震による損傷を抑制し、長期的な安全性を保つことが可能となります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2019-126325 |
発明の名称 | 桁の補強構造 |
出願人/権利者 | 公益財団法人鉄道総合技術研究所 |
公開番号 | 特開2021-011736 |
登録番号 | 特許第0007123870号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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