国立大学法人 筑波大学
テラヘルツ波を活用した新世代の基板構造体とそのデバイス

国立大学法人 筑波大学
テラヘルツ波を活用した新世代の基板構造体とそのデバイス
本特許では、超伝導素子を1.0µm以上、1mm以下の間隔で複数配置する基板構造体が提案されています。また、その基板構造体は、電圧と電流を印加する手段と、超伝導素子の発熱を排熱する手段を有しています。さらに、第一および第二の電極基板は、絶緑材料に電極パターンが描かれています。電極パターンの形状は、アンテナ特性を示すものであり、配線は同一方向から接続可能です。基板構造体は、複数の電極基板を積層した積層領域に薄膜素子を挟み込んで構成され、その積層領域に挟み込んだ薄膜素子を一定の力で押圧する押圧部材を備えています。この基板構造体は、電磁波が透過する電磁波透過口と、基板構造体の熱を排熱する排熱手段をさらに備えています。本特許は、これらの基板構造体を利用してテラヘルツ帯域電磁波を発振する装置とその応用デバイスについても詳述しています。
つまりは、この特許は、超伝導素子を複数配置した基板構造体と、テラヘルツ帯域電磁波を発振する装置に関するものです。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 電子部品製造業電磁波研究非破壊検査技術
- 非破壊検査技術の開発
- 高周波数通信技術の開発
- セキュリティ技術の進化
この基板構造体は、物質を透過するテラヘルツ波を発生する能力を持っているため、非破壊検査技術の開発に活用できます。具体的には、物質の内部構造を視覚化する技術や、異物検出技術の開発に利用可能です。
テラヘルツ波は高周波数領域に位置するため、通信速度の向上を目指した高周波数通信技術の開発に活用できます。この特許の基板構造体を用いることで、高速かつ大容量のデータ通信が可能な新たな通信システムの設計・開発が期待できます。
テラヘルツ波は人体や紙、プラスチック等を透過できるため、セキュリティチェックや検査に有用です。この特許の基板構造体を用いた装置を利用し、より高度なセキュリティ検査システムの開発が可能となります。例えば、空港のセキュリティチェックにて、人体を透過して危険物を検出する技術などが考えられます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2019-128660 |
発明の名称 | 基板構造体、支持構造体、薄膜素子の応用デバイス、テラヘルツ帯域電磁波発振素子及びテラヘルツ帯域電磁波発振装置 |
出願人/権利者 | 国立大学法人 筑波大学 |
公開番号 | 特開2021-015854 |
登録番号 | 特許第0007378769号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
準備中です