日本放送協会
光の位相制御を革新する、高精度位相計測装置

日本放送協会
光の位相制御を革新する、高精度位相計測装置
本発明は、光フェーズドアレイの位相バラツキを補償することにより、光ビーム制御の精度を向上させる新しい位相計測装置に関するものです。本装置は、位相シフトデジタルホログラフィ法を用いて物体光束の複素振幅分布を求め、ピエソ素子、波長板、電気光学効果、熱光学効果のいずれかを用いた位相変調器を用いて参照光の位相を複数回シフトさせることで、干渉情報を取得します。また、角スペクトル伝搬法、キルヒホッフ回折積分、フレネル回折積分、フラウンホーファー回折積分、逆フーリエ変換法のいずれかを用いた演算を行うことで、光フェーズドアレイの光出射端の位相分布を求め、位相のバラツキ量を調整します。
つまりは、本特許は、光フェーズドアレイの位相バラツキを補償し、光ビーム制御の精度を向上させる新しい位相計測装置に関するものです。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 光通信光学機器製造レーザー技術
- 高精度レーザー加工機の開発
- 光通信システムの品質改善
- 光学機器の性能向上
本位相計測装置を用いれば、レーザー加工機の光ビーム制御の精度を向上させることが可能です。これにより、より細かい部分の加工や、高精度な形状の制作が可能となります。
光通信システムでは、通信品質は光の位相制御の精度に大きく依存します。本装置を用いることで、光の位相制御の精度を向上させ、通信品質の向上に寄与することが可能です。
望遠鏡や顕微鏡における像の精度は、光の位相制御の精度に大きく依存します。本発明を活用することで、光学機器の性能向上に寄与することが期待できます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2019-134883 |
発明の名称 | 位相計測装置および位相補償装置 |
出願人/権利者 | 日本放送協会 |
公開番号 | 特開2021-018182 |
登録番号 | 特許第0007306907号 |
- サブスク
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