国立大学法人室蘭工業大学
革新的な高温超伝導線材の製造法

国立大学法人室蘭工業大学
革新的な高温超伝導線材の製造法
本特許は、人工的にクラックを導入した高温超伝導線材の製造方法を提供します。具体的には、金属基板上に中間層を介して形成された酸化物超伝導層を用意し、その金属基板の中間層が形成されていない面から刃部材を押し当ててクラックを形成します。この製造方法では、刃部材の刃先の幅は1nm以上から100nm以下で、金属基板の変形が20%以下となる力で刃部材を押し当てます。また、刃部材は複数の回転刃を重ねたもので、高温超伝導線材を刃部材とガイドローラの間に通過させてクラックを形成します。高温超伝導線材は、交流電流利用では電動機、ケーブル、発電機に、直流電流利用ではNMR装置やMRI装置などに広く用いられています。
つまりは、独自のクラック形成技術を用いた高温超伝導線材の製造方法
AIによる特許活用案
おすすめ業界 電子部品製造業医療機器製造業発電業
- 高性能な電子部品の製造
- 医療機器の性能向上
- 発電効率の向上
本特許の製造方法を用いて、高温超伝導線材を製造することにより、電子部品の性能を向上させることができます。特に、交流電流を利用する電動機やケーブル、発電機の製造において有効です。
本特許の製造方法を適用することで、NMR装置やMRI装置などの医療機器に使用する超伝導線材を高品質に製造できます。これにより、医療機器の性能向上や診断精度の向上が期待できます。
本特許の高温超伝導線材の製造方法は、発電機においても活用可能です。高品質な超伝導線材を使用することで、発電効率を向上させることができ、エネルギー消費を抑制することにつながります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2019-133014 |
発明の名称 | 高温超伝導線材、その製造方法および製造装置 |
出願人/権利者 | 国立大学法人室蘭工業大学 |
公開番号 | 特開2021-018891 |
登録番号 | 特許第0007349128号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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