知財活用のイノベーションで差別化を

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国立大学法人信州大学
革新的な階層構造粒子の創造

国立大学法人信州大学
革新的な階層構造粒子の創造

本発明は、物性の異なる高分子成分を層状に積層した階層構造を持つ粒子とその製造方法に関するものです。具体的には、この階層構造粒子は、フマル酸、メタクリル酸、アクリル酸、ビニル酢酸、スチレンスルホン酸などを含む特定のビニルモノマーと、疎水性モノマーであるスチレンを含有し、さらに単独では荷電基を持たないモノマーとフマル酸との共重合体により形成されるゲル層を持つことが特徴です。製造方法は、フリーラジカル重合によりコアゲル粒子を形成した後、シード沈殿重合とシード乳化重合を行うことにより、階層構造粒子を製造します。これらの階層構造粒子は、物性の異なる成分が層状に積層されているため、分子吸着、反応性、熱安定性などの機能性を劇的に向上させることが可能となります。

つまりは、高分子、物性の異なる成分が層状に積層した階層構造粒子の製造方法

AIによる特許活用案

おすすめ業界 化学工業高分子材料製造ナノテクノロジー

  • 新規材料開発への応用
  • 物性の異なる成分が層状に積層した階層構造粒子は、新規な材料の開発に利用することが可能です。その多機能性と自在な設計性は、高機能化や特殊化を必要とする各種材料の開発に有用でしょう。

  • ナノテクノロジーへの活用
  • 本発明の階層構造粒子は、ナノスケールで精密に制御された構造を持つことから、ナノテクノロジーの分野での利用が期待されます。具体的には、ナノデバイスやナノセンサーの製造において、その高い機能性と安定性を活かすことができます。

  • 環境・エネルギー分野への貢献
  • 本発明の階層構造粒子は、その高い分子吸着性能と反応性を活かし、環境浄化やエネルギー変換の分野での利用が期待されます。特に、CO2捕捉や太陽光発電などのエネルギー関連技術の開発に寄与する可能性があります。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ

特許評価書

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  • 権利概要
出願番号特願2020-186295
発明の名称階層構造粒子および階層構造粒子の製造方法
出願人/権利者国立大学法人信州大学
公開番号特開2021-021083
登録番号特許第0007031900号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

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