国立大学法人山口大学
高炉水砕スラグを活用した革新的なジオポリマー技術

国立大学法人山口大学
高炉水砕スラグを活用した革新的なジオポリマー技術
本発明は、高炉水砕スラグという産業副産物を活用した新たなジオポリマー技術に関するものです。ジオポリマーは、活性フィラー(アルミノシリケート源)とアルカリ溶液によってケイ酸錯体の縮重合固化体を作製することが可能です。この研究では、高炉水砕スラグを200-1000℃で加熱処理することにより、ジオポリマーの凝結を遅延させる効果があることを発見しました。これにより、ジオポリマーの生産をより効率的に行うことが可能となります。また、この技術は、産業副産物である高炉水砕スラグの有効利用にも寄与し、資源の有効活用や廃棄物の削減といった環境面からの利点もあります。
つまりは、高炉水砕スラグを加熱処理し、ジオポリマーの凝結を遅延させる新技術を開発しました。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 建設業資源リサイクル業環境保全業
- エコフレンドリーな建設資材の開発
- 廃棄物処理の改善
- 環境負荷の軽減
本技術を活用することで、高炉水砕スラグを原料の一部としたエコフレンドリーな建設資材の開発が可能となります。また、ジオポリマーの凝結を遅延させることができれば、施工時間の延長や施工の効率化にも寄与すると考えられます。
高炉水砕スラグは、産業活動の副産物であり、その処理は大きな課題となっています。本技術を活用すれば、これらの廃棄物を有効活用し、新たな資源として利用することが可能となります。
高炉水砕スラグの有効活用により、その廃棄に伴う環境負荷を軽減することができます。また、本技術の実用化により、ジオポリマーの生産過程におけるエネルギー消費も削減できると考えられます。これらは環境配慮型の事業展開において大きな強みとなります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2019-157114 |
発明の名称 | ジオポリマー用凝結遅延型活性フィラーの製造方法及びジオポリマー固化体の製造方法 |
出願人/権利者 | 国立大学法人山口大学 |
公開番号 | 特開2021-031370 |
登録番号 | 特許第0007287672号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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