知財活用のイノベーションで差別化を

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国立大学法人山口大学
可逆的に色を変化させる革新的な感温材料

国立大学法人山口大学
可逆的に色を変化させる革新的な感温材料

本特許は、粘土鉱物とカチオン性有機色素を液中で混合し、混合後の液をろ過して得られるサーモクロミズムを発現する粘土鉱物とカチオン性有機色素との複合体に関するものです。この複合体は、温度変化に対応して色が可逆的に変化する性質を持つため、感温材料として利用できます。従来の感温材料は、高分子ポリマーが主成分であり、特定の温度履歴による発色が可能であったものの、その色の変化は可逆的ではなかったり、温度に対応した色彩を的確に示すことが難しかったりする問題がありました。しかし、本発明によれば、粘土鉱物の層間にカチオン性有機色素を固定化することで、これらの問題を解決し、表面温度に対応して色が可逆的に変化する感温材料を得ることが可能となります。

つまりは、粘土鉱物とカチオン性有機色素を組み合わせた、温度に対応して色が変化する可逆性感温材料とその製造方法

AIによる特許活用案

おすすめ業界 "材料科学化学産業製造業"

  • "温度センサーとしての利用"
  • "この感温材料は、その色の変化を利用して温度を検知するセンサーとして使用できます。特に、一定の温度に達したことを視覚的に示す必要がある場合に有効です。"

  • "食品包装材料への応用"
  • "食品の温度を視覚的に把握できる包装材料として応用できます。例えば、冷凍食品が適切な温度で解凍されたか、または熱々の食品が適切な温度に冷まされたかを確認するために使用できます。"

  • "工業製品の温度管理"
  • "工業製品や機器の表面温度をモニタリングするために使用できます。色の変化を視覚的に確認することで、機器の異常加熱を早期に検知して、安全対策を講じることが可能となります。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ

特許評価書

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  • 権利概要
出願番号特願2019-151594
発明の名称粘土鉱物とカチオン性有機色素との複合体を含む可逆性感温材料及びその製造方法
出願人/権利者国立大学法人山口大学
公開番号特開2021-031558
登録番号特許第0007305172号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

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