国立大学法人千葉大学
革新的な振動発電素子、省エネルギーと高出力を両立!

国立大学法人千葉大学
革新的な振動発電素子、省エネルギーと高出力を両立!
本発明は、エレクトレット(電荷もしくは電気分極を保持した絶縁体材料)を利用した振動発電素子に関するもので、電荷を打ち込む工程が不要であり、表面電位安定性を向上できます。これにより、高電圧電源や電極板、電極針等の設備が不要となり、安全管理上の対策も不要で、生産性向上とコスト削減に寄与します。また、高電圧を長時間印加する必要がないため、生産性をさらに向上させます。さらに、極性分子の薄膜の表面電位は膜厚に比例して増加し、非常に高い表面電位が得られることが確認されています。これらの極性分子は、電荷を発生させることができ、振動発電素子のエレクトレットとして利用可能です。
つまりは、電荷を打ち込む工程が不要で、表面電位安定性を向上できる振動発電素子の開発。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 エネルギー産業電子機器製造業研究開発
- エネルギーハーベストの新たな手段として
- IoTデバイスの電力供給源として
- 無駄な振動エネルギーの利用
本振動発電素子は、エネルギーハーベストの新たな手段として活用可能です。電荷打ち込み工程が不要で、表面電位安定性が高いため、長期間安定した電力供給が可能となります。
IoTデバイスの電力供給源として本振動発電素子を利用することで、バッテリー交換の手間を省き、維持管理コストを削減できます。また、エネルギーハーベストとして使えば、持続可能なエネルギーソースとなります。
工場や輸送機器などでは、大量の振動エネルギーが無駄に捨てられています。この発電素子を利用すれば、これらの無駄な振動エネルギーを電力に変換し、有効活用することが可能となります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2019-159370 |
発明の名称 | 振動発電素子 |
出願人/権利者 | 国立大学法人千葉大学 |
公開番号 | 特開2021-040389 |
登録番号 | 特許第0007341463号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
準備中です