国立研究開発法人物質・材料研究機構
高性能な融解特性を持つ部材

国立研究開発法人物質・材料研究機構
高性能な融解特性を持つ部材
本特許は、示差走査熱量測定を用いて観察される融解ピークが多峰性である部材に関するものである。この部材は、特定の化学組成物を持つことが特徴で、その組成物は第1および第2の重合性化合物を含む。特に、第2の重合性化合物の含有モル比が0.2以上であり、これにより特異な融解特性が得られる。また、この部材は、最も低温側のピーク温度が40℃以下であり、最も高温側のピーク温度が60℃以下であることが特徴である。さらに、特定の基を持つ重合性化合物を含有する組成物と、オキシアルキレンカルボニル基からなる繰り返し単位を有する高分子化合物とを混合して混合物を得、その混合物にエネルギーを付与して組成物を硬化させることにより、本部材を得ることができる。
つまりは、独自の化学組成による多峰性の融解ピークを持つ部材
AIによる特許活用案
おすすめ業界 化学業界高性能材料製造業界研究開発
- 高耐熱性素材の開発
- ハードディスクや半導体の製造
- 新規な合成法の開発
本特許の技術は、特異な融解特性を持つことから、高耐熱性素材としての利用が可能である。これにより、例えばエンジンや発電機などの高熱環境下での使用に適した部材の開発に役立つ。
本特許の部材は、その耐熱性と特異な化学組成により、ハードディスクや半導体の製造における重要な部品として使用することができる。これにより、製品の耐久性や信頼性を向上させることが可能となる。
本特許は、特定の重合性化合物を含む組成物と高分子化合物を混合し、エネルギーを付与して硬化させるという新規な合成法を提供する。これにより、新たな化学反応の可能性を開くことができる。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2019-169340 |
発明の名称 | 部材、及び、部材の製造方法 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
公開番号 | 特開2021-046481 |
登録番号 | 特許第0007371890号 |
- サブスク
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