国立大学法人信州大学
柔軟性と伸縮性を兼ね備えた新世代誘電アクチュエータ

国立大学法人信州大学
柔軟性と伸縮性を兼ね備えた新世代誘電アクチュエータ
本発明は、誘電アクチュエータの新たな可能性を広げるものであり、電極間に電圧を印加することで、誘電エラストマーと同様の作用をする。特に、誘電材料としてポリ塩化ビニル (PVC) を用いたゲルシートを誘電体とし、その両面に柔軟性を有する電極を設けることで、電極間に印加する電圧をON-OFFすることで、誘電体の領域が伸長し、電圧をOFFにすると元の形状に復帰する動作を行います。このような特性により、誘電アクチュエータは低電圧で駆動することが可能であり、様々な用途に対応することができます。
つまりは、本発明は、誘電材料と可塑剤からなるゲルシートを誘電体とし、その両面に柔軟性を有する電極を設けた誘電アクチュエータを提供する。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 ロボティクス医療機器自動車
- ロボットの関節部分のアクチュエータとしての活用
- 医療機器への応用
- 自動車部品としての利用
ロボットの関節部分にこの誘電アクチュエータを使用することで、より自然な動きや、精密な動きが可能になる。また、低電圧で駆動するため、エネルギー消費を抑えることができます。
この誘電アクチュエータの柔軟性と伸縮性は、医療機器において新たな可能性を開く。例えば、人体への適応性や快適性を求められるプロテーゼや義肢、内視鏡などの医療機器に応用可能です。
この誘電アクチュエータは、自動車のシート調節機構やミラーの角度調整など、機械的な動きを必要とする部品に応用可能です。柔軟性と伸縮性を持つため、従来の硬い材料に比べて使い心地の向上や、耐久性の向上が期待できます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2020-211375 |
発明の名称 | 誘電アクチュエータ |
出願人/権利者 | 国立大学法人信州大学 |
公開番号 | 特開2021-052586 |
登録番号 | 特許第0007261424号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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