知財活用のイノベーションで差別化を

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公益財団法人鉄道総合技術研究所
鉄道車両の走行安全を守る、革新的な摩擦力向上装置

公益財団法人鉄道総合技術研究所
鉄道車両の走行安全を守る、革新的な摩擦力向上装置

本装置は、鉄道車両が走行する際に車輪とレールの間の摩擦力を向上させるもので、特にレール面が水潤滑条件時に有効です。レールと車輪の接触面が水潤滑条件であるか否かを判定する接触面監視装置を有し、判定結果に応じてマイクロバブルを含む水を噴射する装置を前車輪の前方に設置します。これにより、車輪とレールの間に厚い水膜が生成され、空転・滑走が発生するのを防ぎます。さらに、マイクロバブルを発生させる装置と、水を加熱する装置も備えています。これらの機能により、鉄道車両の安全性と効率性を向上し、保守作業の頻度とコストを軽減します。

つまりは、雨天時などの滑りやすい状況でも、車輪とレール間の摩擦力を向上させ、鉄道車両の空転や滑走を防ぎます。

AIによる特許活用案

おすすめ業界 鉄道業界、交通インフラ業界、安全装置製造業界

  • 鉄道車両の安全装置としての導入
  • 鉄道車両にこの摩擦力向上装置を導入することで、雨天時の走行安全性を大幅に向上させることができます。特に、山岳地帯や急勾配の多い路線ではその効果を大いに発揮します。

  • 既存鉄道車両へのアップグレード
  • 現行の鉄道車両に後付けで装置を追加することにより、安全性を向上させるとともに、保守作業の頻度やコストを削減することができます。これにより、鉄道運行会社の経営効率を向上させることが可能です。

  • 高速鉄道への応用
  • 高速鉄道では、一定速度以上での運行中に空転や滑走が発生すると大きな事故につながる可能性があります。本装置を導入することで、これらのリスクを軽減し、より高速で安全に運行することが可能となります。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ

特許評価書

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  • 権利概要
出願番号特願2019-183469
発明の名称鉄道車両の車輪とレール間の摩擦力向上装置
出願人/権利者公益財団法人鉄道総合技術研究所
公開番号特開2021-059163
登録番号特許第0007177761号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

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