【 出願人 国立研究開発法人情報通信研究機構】効率的な秘匿通信メッセージ共有システムとその制御方法
【 出願人 国立研究開発法人情報通信研究機構】
効率的な秘匿通信メッセージ共有システムとその制御方法
複数のユーザが秘匿通信網を通じてメッセージを安全かつ効率的に共有できる革新的なシステム。ネットワーク制御装置を用いて、暗号化・復号化を行い、高速で信頼性の高い通信を実現します。
本発明は、秘匿通信網を利用する複数のユーザがメッセージを効率的に共有するためのネットワーク制御装置およびその制御方法に関するものです。従来の秘匿通信システムでは、複数のユーザ間でのメッセージ共有において、セキュリティと効率性の両立が課題となっていました。
このシステムは、複数のユーザノード、ハブノード、およびこれらを接続する複数のリンクを備えています。ネットワーク制御装置は以下の主要な機能を持っています:
- 第1指示部:各ユーザノードに対し、保有するメッセージをリンクに割り当てられた鍵で暗号化し、ハブノードへ送信するよう指示します。
- 第2指示部:ハブノードに対し、受信した複数の暗号文を鍵で復号し、取得された複数のメッセージの組み合わせを定め、その排他的論理和を計算し、各ユーザノードへ送信するよう指示します。
この方法により、複数のユーザノードが効率的にメッセージを共有でき、セキュリティも確保されます。各ユーザノードは、自身のメッセージを安全に送信し、ハブノードで復号化・再構成されたメッセージを受け取ることで、通信の信頼性が向上します。
この技術は、特に企業内の機密情報の共有や、安全なデータ伝送が必要な政府機関、金融機関などでの利用が期待されます。さらに、IoTデバイス間の通信やスマートシティのインフラにも応用可能です。
AIによる特許活用案
おすすめ政府機関金融機関企業内通信
- 企業内の機密情報共有
- 政府機関の安全なデータ通信
- IoTデバイスのセキュア通信
企業内での機密情報の安全な共有を実現し、情報漏洩のリスクを最小化します。
政府機関間の安全なデータ通信をサポートし、機密情報の保護を強化します。
IoTデバイス間の通信において、セキュリティを確保しつつ効率的なデータ共有を可能にします。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2022-060274 |
出願日 | 2022/03/31 |
発明の名称 | ネットワーク制御装置 |
出願人/権利者 | 出願人 国立研究開発法人情報通信研究機構 |
公開番号 | 特開2023-150 |
特許取得国: JP
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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#弁理士コメント
この特許は、秘匿通信網におけるメッセージ共有の効率化とセキュリティ向上を実現する革新的な技術を提供しています。暗号化・復号化を利用した安全なメッセージ伝送方法は、広範な応用が可能であり、非常に有望です。