国立研究開発法人物質・材料研究機構
水素の秘密を解明!オルト・パラ比測定装置

国立研究開発法人物質・材料研究機構
水素の秘密を解明!オルト・パラ比測定装置
この特許は、試料中のオルト水素とパラ水素の比率を測定するための装置に関するものです。装置はレーザー光源、コリメータレンズ、ビームスプリッタ、帯域通過フィルター、フォトダイオード、演算部などから構成されています。レーザー光源から発生したレーザー光が試料に照射され、試料から散乱されたラマン散乱光がコリメータレンズで平行光に変換されます。その後、ビームスプリッタでラマン散乱光を二方向に分岐し、それぞれの散乱光を帯域通過フィルターで選択します。この選択された散乱光の光強度はフォトダイオードで測定され、その信号強度比が演算部で計算されます。これにより、試料中のオルト水素とパラ水素の比率を正確に測定することが可能となります。
つまりは、レーザー技術を用いて試料中のオルト水素とパラ水素の比率を測定する装置。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 エネルギー科学研究化学
- 液体水素の品質管理
- 研究所での利用
- 水素エネルギーの効率化
水素燃料の製造、輸送、貯蔵プロセスにおいて、オルト水素とパラ水素の比率測定は重要な品質管理の一環となる。この装置はそのための効率的なツールとして活用することが可能です。
研究所では、水素に関する研究や実験においてオルト水素とパラ水素の比率を正確に測定することが求められます。この装置は、そのようなニーズに対応するための優れた道具となります。
水素エネルギーの利用効率を高めるためには、水素の状態、特にオルト水素とパラ水素の比率を理解することが重要です。この装置を活用することで、より効率的な水素エネルギーの利用が可能となります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2019-187602 |
発明の名称 | 気体水素のオルト・パラ比を測定する光学装置 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
公開番号 | 特開2021-063683 |
登録番号 | 特許第0007306692号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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