知財活用のイノベーションで差別化を

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国立大学法人三重大学
画期的ながん検査装置 - 細胞レベルでのがん判定

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画期的ながん検査装置 - 細胞レベルでのがん判定

本特許のがん検査装置は、生体細胞群に塗布する塗布部、撮像部、及び判定部を備えています。塗布部は、生体細胞群にSTAT3系のがん関連遺伝子産物を染色する染色剤を塗布した後、細胞の増殖を促進するシグナルを伝達するras系のがん関連遺伝子産物を染色する染色剤を塗布します。撮像部は、染色剤が塗布された生体細胞群を撮像します。判定部は、撮像で得られた画像の生体細胞群の染色状態に基づき、生体細胞群のがん化の悪性度レベルを判定します。また、染色剤の種類は少なくとも2種類であり、複数のがん関連遺伝子発現パターンに照射される励起光は、染色剤の種類に対応して選択されています。さらに、撮像部は焦点位置制御部を有し、焦点位置制御部を制御することにより、染色剤によって染色された生体の内部の表面から10m以上1000/m以下の深さに存在するがん関連遺伝子発現パターンを撮像します。

つまりは、この特許は、生体細胞のがん化の悪性度レベルを判定するがん検査装置に関するものです。

AIによる特許活用案

おすすめ業界 ヘルスケア医療技術バイオテクノロジー

  • 精密ながん診断の実現
  • この特許は、細胞レベルでのがん判定が可能な装置を提供します。これにより、より早期の段階でがんの存在を検出し、治療を開始することができます。また、がんの悪性度を判定することにより、適切な治療法を選択するための重要な情報を提供します。

  • がん研究の進展
  • この装置は、がん細胞の特性を詳細に調査するための強力なツールとなります。特定のがん関連遺伝子産物を染色することで、がん細胞の挙動や反応をより深く理解することが可能になります。これは、新たな治療法や薬物の開発に貢献する可能性があります。

  • 医療教育の向上
  • この装置は、医学生や医療従事者への教育ツールとしても活用できます。細胞レベルでのがんの挙動を視覚的に理解することで、理論的な学びを実践的な知識につなげることができます。これにより、医療教育の質を向上させることができます。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ

特許評価書

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  • 権利概要
出願番号特願2020-206243
発明の名称がん検査装置、がん検査方法、および、がん検査用の染色剤
出願人/権利者国立大学法人三重大学
公開番号特開2021-063815
登録番号特許第0007060891号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

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