知財活用のイノベーションで差別化を

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国立大学法人金沢大学
細胞レベル観察の新次元、走査型プローブ顕微鏡

国立大学法人金沢大学
細胞レベル観察の新次元、走査型プローブ顕微鏡

本特許は、細胞や脂質膜、膜状ミセル体等の不安定な試料表面においても、分子レベルの高分解能観察を可能にする走査型プローブ顕微鏡の提供を目的としています。具体的には、試料の表面に薄膜を密着させ、上下方向の揺動や面内の流動を抑えることで、試料表面の安定化を図ります。この結果、細胞膜が上下に揺動しやすかったり、面内の分子流動が速い試料に対しても、高分解能観察が可能になります。また、観察孔は、探針を試料表面に接近させることができるように、薄膜に設けられ、試料表面のナノスケールレベルの表面観察が可能な範囲で微小な孔であることが特徴です。

つまりは、不安定な試料表面でも高分解能観察を可能にする、新型の走査型プローブ顕微鏡の特許。

AIによる特許活用案

おすすめ業界 バイオテクノロジーファーマシューティカルマイクロスコピー

  • 高精度な医療診断ツールの開発
  • 細胞レベルでの観察が可能なこの技術は、病気の初期診断や進行度の評価に役立つ可能性があります。細胞の異常を早期に検出することで、早期治療を実現し、患者の予後を改善することが期待できます。

  • 新薬開発の高速化
  • 本特許の技術を用いることで、薬の効果を細胞レベルで詳細に観察することが可能となります。これにより、新薬の効果や副作用の評価がより精緻に行え、新薬の開発スピードを大幅に向上させることが期待できます。

  • ナノテクノロジーの進展
  • 本特許の技術は、ナノスケールでの観察を可能にします。これにより、ナノテクノロジーにおける新しい材料の開発や既存材料の性質解析に貢献することができます。また、微細加工技術の精度向上にも寄与する可能性があります。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ

特許評価書

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  • 権利概要
出願番号特願2019-199540
発明の名称走査型プローブ顕微鏡及びそれを用いた細胞表面の観察方法
出願人/権利者国立大学法人金沢大学
公開番号特開2021-071427
登録番号特許第0007352951号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

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