学校法人日本大学
新世代の建築材料、トバモライト含有建材

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新世代の建築材料、トバモライト含有建材
この特許では、建築材料の原料として広く利用されるトバモライトを含む建築材料の製造方法について述べています。トバモライトは一般的に、カルシウム化合物と二酸化ケイ素と水を含む含水組成物を水熱合成反応させることで製造されます。しかし、これらのトバモライトは時間と共に炭酸化し、その結果、見た目が悪くなったり、強度が低下したりする問題がありました。本発明では、含水組成物に硫酸リチウム、硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウム、硫酸亜鉛、硫酸アンモニウムなどの硫酸塩を所定の量で添加し、その含水組成物を一定の温度で水熱合成反応させることにより、炭酸化が起こりにくいトバモライトを製造する方法を提案しています。
つまりは、炭酸化による変質を抑え、長期間の利用が可能なトバモライト含有建材の製造方法
AIによる特許活用案
おすすめ業界 建築業製造業研究開発
- 耐久性の向上した建築材料の開発
- 環境負荷の低減
- 新たな建築材の開発
炭酸化が起こりにくいトバモライトを用いることで、長期間の使用に耐える建築材料を開発することが可能です。これにより、建築物のメンテナンスコストを削減し、建築物の寿命を延ばすことができます。
本発明の製造方法を用いることで、建築材料の製造過程での炭酸化を抑えることが可能となり、その結果、CO2排出量を減少させることにつながります。これは、環境負荷の低減に大いに貢献します。
トバモライトを含有する軽量で断熱性の高い建築材料、耐火性が高い建築材料など、新たな性能を持つ建築材料の開発が可能です。これにより、建築業界に新たな価値を提供することができます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2019-205620 |
発明の名称 | トバモライト含有建材の製造方法、トバモライト及びトバモライト含有建材 |
出願人/権利者 | 学校法人日本大学 |
公開番号 | 特開2021-075439 |
登録番号 | 特許第0007356706号 |
- サブスク
- 譲渡
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