国立大学法人長岡技術科学大学
栄養繁殖性植物の増殖方法および栽培方法

国立大学法人長岡技術科学大学
栄養繁殖性植物の増殖方法および栽培方法
本特許(JP 2022-090894 A)は、ウイルスフリー状態の栄養繁殖性植物を、簡易な構成で効率よく大量増殖するための栽培方法に関するものです。栄養繁殖性植物(ジャガイモ・イチゴ・サツマイモなど)は、種子ではなく株・塊茎・ランナーなどで増えるため、ウイルス感染が広がりやすく、生産収量の低下が問題となっていました。本発明では、まずウイルスフリーの植物体と無機成分を含む培地を、**光透過性容器内に載置する“載置工程”を行います。その後、この容器ごと圃場環境下に置き、自然光・温度・湿度のもとで植物体を生育させて苗を得る“培養工程”**を組み合わせることで、外部病原の侵入を防ぎながら圃場適応性を高めた苗を効率的に生産できます。
温室や特別なクリーン設備を用いずとも、透明容器がミニ隔離環境として機能し、適切な透光性と保湿性を確保するため、栽培の手間を最小限に抑えながら高い収量を実現できる点が大きな特徴です。特に、ウイルス伝播リスクの高い品目での苗生産効率化に有用で、農業生産性向上に直結する技術です。
つまりは、ウイルスフリー植物体をそのまま圃場環境に導入。培地と透明容器を組み合わせるだけで、高収量かつ効率的に苗を育成できる、シンプルで強力な増殖プロセスです。
AIによる特許活用案
おすすめ栄養繁殖苗生産植物増殖
- ジャガイモやイチゴのウイルスフリー苗大量生産
- 植物工場での隔離増殖システム
- 研究用クリーン苗供給
栄養繁殖性作物の収量と品質を大幅に向上。
個別容器での管理により、品種ごとの特性を活かした育成が可能。
病害リスクを排除した安定した実験材料として活用。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 | ASK 実証実験 | ASK サンプル・プロトタイプ | ASK
特許評価書
- 権利概要
| 出願番号 | 特願2020-203470 |
| 発明の名称 | 栄養繁殖性植物の増殖方法および栽培方法 |
| 出願人/権利者 | 国立大学法人長岡技術科学大学 |
| 公開番号 | 特開2022-090894 |
| 登録番号 | 特許第7652408号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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